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Quadro P3000搭載のノートパソコン!パソコン工房の「SENSE」をレビュー

Quadro P3000!

パソコン工房が販売しているクリエイターパソコンに「SENSE」があります。今回はその中の「SENSE-15FQP30-i7-QDRX」をお借りすることができました。

グラフィックに「Quadro P3000(6GB)」搭載し、10bit表示が可能です。まさに写真や、動画編集、CAD、3D制作などに向けたノートパソコンだと言えます。

それでは実機を手に取りながら、スコアをとってレビューしていきます。パソコン工房のノートパソコンや、Quadro搭載が欲しい!という人には参考にしてもらえるかと思います。

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パソコン工房「SENSE-15FQP30-i7-QDRX」のレビュー!

SENSE-15FX079-i7-LNSV 公式
出典:パソコン工房

パソコン工房では、CPU、メモリ、ストレージやグラボなどの搭載されているパーツでラインナップが豊富にわけられています。今回お借りしたパソコンはその中でもプロフェッショナル向けのパソコンになります。

CPUには第7世代のCore i7-7700HQ、そしてなんと言ってもグラフィックにQuadroが搭載されいるので「クリエイティブ作業が捗っちゃうよ」という期待感があるパソコンです。価格は20万円を超えるので決して安くはありませんが、その実力はいかがなものでしょうか?楽しみです。

グラボで普及しているGeForceはゲームに最適化されていますが、Quadroは写真や動画に向いているので「SENSE-15FQP30-i7-QDRX」はクリエイターにとって選択肢の1つになりそうです。信頼性の高いパソコンを求めるプロフェッショナルには、妥協のない性能が必要なのです!

SENSE-15FQP30-i7-QDRX CPUZ

SENSE-15FX079-i7-LNSVのスペック表

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Core i7-7700HQ
グラフィックス Quadro P3000(6GB)
メモリ 16GB
SSD 250GB NVMe M.2 SSD
HDD
チップセット モバイル インテル HM175
液晶 15.6型(非光沢フルHD)IPS方式
サイズ 約幅380mm×奥行255mm×高さ22mm
重量 約 2.2kg

パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。

CPU「Core i7-7700HQ 」の性能

搭載されているCPUがCore i7-7700HQ です。ノートパソコン用のCPUとしては高性能なパーツです。これよりも高性能なCPUが必要になる場合は、素直にデスクトップを選ぶほうが無難です。

名称 スコア クロック(OB) コア(スレッド)数 TDP
Core i7-8700 15171 3.2GHz(4.6GHz) 6コア12スレッド 65W
Core i7-8750H 12573 2.2GHz(4.1GHz) 6コア12スレッド 45W
Core i5-8400 11745 2.8GHz(4.0GHz) 6コア6スレッド 45W
Core i7-7700HQ 8979 2.8GHz(3.8GHz) 4コア8スレッド 45W

第8世代のノート向けCPU「Core i7-8750H」のスコアは12573で、Core i7-7700HQの8979を大きく上回ります。デスクトップ向けですがグレードとしては下位の「Core i5-8400」の11745よりも下回っています。

ちょっと寂しい報告が続いていますが、Core i7-7700HQはしばらくハイグレードを牽引してきた実績のあるCPUです。性能を追い求めるような使い方をしない限りは普通にストレスなく使えます。

CPU-Zによるベンチマークスコア

SENSE-15FQP30-i7-QDRX CPUZ スコア

  シングルスレッド マルチスレッド
Core i7-7700HQ 353.1 1945.8
Core i7-8750H 456.9 3354.3

シングルスレッドで約1.3倍、マルチスレッドに至っては1.7倍のスコア差です。

Core i7-8750HQはDAIVのノートパソコン(NG7510シリーズ)でテストしました。→NG7510シリーズのレビューはこちら

CHNEBENCHによるベンチマークスコア

SENSE-15FQP30-i7-QDRX CHNEBENCH CPU

CINEBENCHによるスコアは「687」となりました。以前にテストしたCore i7-8750Hは「1100前後」だったので、1.6倍差があります。かなり違いますね。

ストレージ性能

メインストレージはNVMe M.2 SSDを搭載しているので、パソコンの立ち上げから、ソフトの起動も爆速です。この記事を書くために色々と使ってみましたが、速度でストレスを感じることはありませんでした。

Cドライブ(NVMe M.2 SSD)のスコア

SENSE-15FQP30-i7-QDRX Cドライブ
M.2 SSDは速い!

 

20万円を超えるパソコンでストレージが1つだけというのは寂しい気がします。とは言え、データは外付けのHDDなどで管理している人も多いと思いますので、さして問題にはならないのかもしれません。気になれば追加すればよいだけですからね。

Quadro P3000のグラフィック性能・ゲームスコア

CPUは次世代に対してふるわない結果に写りましたが、ここからが「SENSE-15FQP30-i7-QDRX」の本領発揮といったところです。まずは簡単に「Quadroのここがすごいぞ」ってところをおさらいしておきましょう。

NVIDIA Quadroの特徴

SENSE-15FQP30-i7-QDRX CPUZ GPU

MEMO
  • 10bit出力に対応
  • 約10憶6433万色の色を表現できる(一般的には1677万色)
  • 色のグラデーションがなめらか
  • 安定した性能を発揮し続けられる
  • 写真、動画、CGなどの現場に向いている
  • ISV認証あり

一般向けに販売されている多くの製品が、1677万色(8bit)をフルカラーとしてスタンダードに置いています。これが10bitに対応すると、一気に10憶色を超える表現が可能になります。滑らかなグラデーションになり、より本来の色に近い映像を見ることができるという訳です。

10bit環境はそれに対応した「グラフィック」「液晶ディスプレイ」「ソフトウエア」が必要です。一般向けに比べて高額な製品も多く、環境構築にはそれなりの費用が求められるのが難点ではあります。しかし本来の色が出ていないパソコン・ディスプレイでいくら編集作業をつめても結局ズレが発生してしまいます。見た目とプリントした時の色がちがうために、何枚も無駄にしてしまった、必要以上に時間がかかったという結果になってしまうのです。

より高いレベルを求めるハイアマチュアや、プロフェッショナルに欠かせないのがQuadroという訳です。

SENSE-15FQP30-i7-QDRX 10bit出典:ELSA

CINEBENCHのベンチマーク

SENSE-15FQP30-i7-QDRX CHNEBENCH GPU

結果は122.05fpsでした。結果としてはまずまずと言ったところでしょうか。

FF15(重たいゲーム)のベンチマーク

SENSE-15FQP30-i7-QDRX FF15

軽量品質 3840×2160 重い(2351)
標準品質 1920×1080 普通(4344)

FF15は重たいゲームの部類に入るので、GTX1060で4Kは重たいという結果になりました。一応ベンチソフトを立ち上げながら、デュアルモニターでネットを見ていても調べ物をする分には困りませんでした。

フルHDの標準画質で重たいゲームも遊べるという結果ですから、Quadro P3000の能力は高い部類でしょう。

ノートパソコンにこれ以上を求めても酷な気はしますし、出先でゲームも遊べるというメリットの方が大きいと思います。

写真編集・RAW現像にかかる時間は?

約150枚(5GB)のRAWデータを一括変換した時にかかった時間は「7分22秒」でした。

撮影に使ったのは2400万画素の一眼レフで、データ容量は5GBです。現像に使ったソフトは無料ソフトの「RawTherapee5.4」で、JPEG品質は90%、高画質での変換です。

イメージしていたよりずっと時間がかかってしまった印象です。この数字は8万円台のRyzen 5 2600を搭載したデスクトップと同等です。SENSE-15FQP30-i7-QDRXは20万円を超えるノートパソコンですので、ちょっとコスパが悪く感じます。

パソコンにも相当負荷がかかっていたのか?CPU付近はそれなりに熱くなっていました。(触れないほどではありません)高熱になるとCPUは自己防衛のためにパフォーマンスを落として熱を逃がすので、その辺りがボトルネックになっているのかもしれません。

動画性能や処理にかかる時間は?

使用した動画編集ソフトはResolveです。

4K動画(24P)約5分間の映像のレンダリングにかかった時間は、約6分49秒でした。データ容量は3.67GBです。

書き出しの条件は以下の通りです。

レンダー設定

・フォーマットはMP4
・コーデックはH.264
・解像度は3840×2160
・フレームレートは24
・品質は最高品質

SENSE-15FQP30-i7-QDRXの動画レンダリングは、ここでも少し時間がかかった感じです!CPUが第7世代のCore i7-7700HQだからでしょうね。第8世代のCore i7-8750Hで同じ処理をした際には「5分18秒」でした。たまに動画を触りたいという人ならともかく、日常的に動画編集をするなら1分30秒は重くのしかかってくるはず。CPUにはこだわりましょう。

×264 FHD BENCHMARKによるスコア

SENSE-15FQP30-i7-QDRX 264

x264 FHD BENCHMARKでは「スコアが23.2」「エンコード時間が1分48秒」という結果になりました。参考までにCore i7-8700ですと「スコアが45前後」「エンコード時間は55秒前後」という感じです。

この差をどう見るかは人それぞれだと思いますが、個人的にはもう少し頑張ってほしいように思います。

SENSEの出荷日は?

パソコンがいつ手に入るか気になる人も多いでしょう。マウスコンピューターの出荷予定日は「注文が確定してから2~5営業日で出荷」です。ちょっと開きがあるのが謎ですね。購入したらできるだけ早く手元に欲しいと思うのが、人間というものですからもう少し計算できるようになっていると有難いですよね。

SENSE-15FX079-i7-LNSVを開封!

それでは届いたパソコンを開封していきたいと思います。付属品はシンプルで「電源ケーブル」「ACアダプタ」くらいです。段ボールの中にパソコンが入っているだけという無駄を省いた梱包です。開封の喜びとか、装飾とかは一切ありません。BTOショップですからこんなものでしょう。

SENSE-15FX079-i7-LNSVの外観写真

SENSE-15FQP30-i7-QDRX 外観
SENSE-15FQP30-i7-QDRX 外観
SENSE-15FQP30-i7-QDRX 外観

出典:パソコン工房

外観はいたってシンプルです。良くも悪くも主張が激しくないので、周りからそんなに高いパソコンだと思われないかもしれません。防犯上は良いかもしれませんね。タイピングも静かなので外での作業も集中できるのがうれしいところ。

SENSEを開封!梱包は丁寧

では開封した際の写真をご覧いただきましょう。

SENSE-15FQP30-i7-QDRX 開封

ノートパソコンですから段ボールは大きくありません。上部に取っ手もついているので、直販店で購入した人も持って帰ることができます。

 

SENSE-15FQP30-i7-QDRX 開封

厚めのクッション材でパソコン周りを守っているので、配送によるダメージも最低限に抑えられそうです。

 

SENSE-15FQP30-i7-QDRX 開封

ピンクのビニールは静電気を防御できるやつなのでしょうか?ぴっちりと梱包されている新製品を見るのは気持ちが良いです。

電源アダプターが大きいのが持ち出しにネック

SENSE-15FQP30-i7-QDRX 開封

最近はノートパソコンのバッテリーも随分と持つようになりましたが、一日使うには心もとないです。電源アダプターの持ち出しは必須だと思いますが、縦に16cmくらいあるので、かなり大きいです。これを常に持ち歩くのか・・・と考えるだけでも悩まされます。高性能なグラフィックを搭載している代償とは言え、大きすぎる気がします。人によってはPCケースを買い替えないといけないでしょうね。

キーボードは打感も良く、LEDがクール

SENSE-15FQP30-i7-QDRX 開封

キーボードは七色に輝くので見た目にも楽しいです。基本はブルーのライトに設定されているようで、クールな感じが演出されています。明るさも段階式に変更可能ですので、バッテリーの節約もできますね

搭載されているソフトで色や光り方を変更できます。

SENSE-15FQP30-i7-QDRX LEDソフト

音楽をかけるときは波のような光、離席するときは赤の点滅にするなどアイデア次第で遊べそうです。

キーボードの配置にクセあり

キーボードの配置に若干クセを感じました。上下左右が食い込んでいたり、SHIFTが小さいので「?」を作りにくかったりしました。これのせいでタイプミスが多くなったとか、そういうことはないのですが、時々位置を確認しながらキーボードを叩くようになりました。「Del」が「Back Space」の真上にあるのも独特ですね。

SENSE-15FQP30-i7-QDRX キーボード

筐体のたわみはほぼ感じないので、作りとしては安っぽくもありません。タッチパネルもサラサラしていて気持ち良いです。(クリックは深め)

ボディに指紋がつきやすかったのが少し気になりました。

ディスプレイはフルHD(ノングレア)で色もきれい

SENSE-15FQP30-i7-QDRX ディスプレイ

写真ではわかりづらいかもしれませんが、ディスプレイは非常にきれいです。文字はクッキリ見えますし、ノングレアで反射も少なくチラつきなども感じません。色も自然なので、写真の編集にも充分使っていけるでしょう。

以前にSENSEのノートパソコンを試したのですが、それは青白かったり、色が薄かったりと、写真編集には使う気になれませんでした。気になって比較してみたら「IPS」の表示がありませんでした。

それだけの違いにしてはあまりにキレイなので、ディスプレイの詳細なスペックを確認したいですね。AdobeRGBのカバー率とかどうなっているんでしょう?

インターフェース

・USB 3.1ポート×2 (Type-C)
・USB 3.0ポート×3
・ディスプレイ出力(HDMI×1/MiniDisplayPort 1.3×2)
・ヘッドフォン/スピーカ出力×1
・マイク入力×1

液晶上部に200万画素のカメラもついているので、ビデオチャットも可能です。

静音性・騒音・熱は気になる?

SENSE-15FQP30-i7-QDRX 開封

僕は音には割と寛大なほうだと思っていますが、SENSE-15FQP30-i7-QDRXはかなり気になってしまいました。初回立ち上げ時にテスト用のデータを転送しながら放置していたのですが、ずっとファンが回っていました。転送終了後に気になって触っていたらフリーズしたのも謎です。

RAW現像時や動画レンダリング、ゲームといった負荷のかかることをしたらファンが回ります。筐体も少し熱く感じるので内部の温度は上がりやすいのかもしれません。

静かな場所で使っていると、パソコン内部から「ウィーン」「ヒイィーン」というコイル鳴きのような音がするのに気づきました。静かなパソコンを求めている人にはあまりおすすめできないかもしれません。

SENSE-15FQP30-i7-QDRXはこんな人におすすめ

SENSE-15FX079-i7-LNSV 公式
出典:パソコン工房

おすすめな人
  • 写真・動画など編集作業をしたい人
  • 10bitに対応した環境を構築したい人
  • RAW現像を楽しみたい人
  • 出先でゲームを遊びたい人
  • サブパソコンが欲しいクリエイター

SENSE-15FQP30-i7-QDRXシリーズの感想まとめ

SENSE-15FQP30-i7-QDRX」を開封しながらスコアをとってきました。CPUの性能に関してはやや物足りなさを感じる物の、日常使う分には全く問題ありません。編集作業をバリバリやるようなクリエイターなら次世代のCPU搭載のパソコンから選ぶがストレスにならないでしょう。

Quadro搭載というメリットが突き抜けているので、10bit環境を構築したい人にはおすすめです。すでに環境はあるけど、サブマシンとしてもちだしたいよというクリエイターさんにも受けそうなパソコンだと感じました。

ちょっとコスパが悪く感じる人もいるともうので、そのような人にはDAIVがおすすめです。

・【15型】DAIV NG5500シリーズのレビュー
・【17型】DAIV NG7510シリーズのレビュー

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