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DAIV Z6をレビュー!高性能と軽さを両立した完成度の高いクリエイター向けノートパソコン

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DAIV Z6(DAIV Z6-I9G70SR-A)お借りしましたのでレビューします。(機材貸出元:株式会社マウスコンピューター)

OSはWindows11、第13世代Core i9-13900HとGeForce RTX4070搭載のハイパフォーマンスモデルです!(Core i7やRTX4060搭載モデルも選べます)16型WQXGAモニターはsRGB100%カバーしており、正確な色再現と作業性を提供してくれます。さらに重量は約1.6kgと軽量でモバイルにも最適となっています。クリエイターが求めるノートパソコンの理想形と言えるかもしれません。

各ベンチソフトの結果や、実際にRAW現像にかかった時間なども掲載していますので参考にして下さい。

DAIV Z6 特徴

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公式HP:https://www.mouse-jp.co.jp/

マウスコンピューターのDAIV Z6シリーズは、従来モデルのDAIV 6シリーズの後継モデルにあたります。画像・動画・写真・イラストなどのクリエイティブ制作に向けてデザインされたノートパソコンです。

第13世代インテルCPU×RTX4000の組み合わせも選べて、非常に高いパフォーマンスを発揮できるのが特徴です。本格的なRAW現像や、動画編集にも耐えられるスペックでクリエイターのメインマシンとしても活躍できる1台でしょう。薄型軽量デザインのため、クラスを超えた軽さを実現しているのも持ち出す機会の多いクリエイターにとっては嬉しいポイントです。

1台でなんでもこなせるハイクオリティな製品だと感じました。これからDAIVのノートパソコン買うのであれば、DAIV Z6は外すことのできないモデルになるでしょう。

DAIV Z6 スペック・パーツ構成

テストで使ったモデルの詳細はこちらです。

OS Windows 11 Home 64ビット
CPU Core i9-13900H
グラフィックス GeForce RTX 4070
メモリ 32GB
SSD 1TB SSD(Gen4)
駆動時間 約15.5時間
液晶 16型WQXGAノングレア(sRGB100%)
サイズ 353.7×245.3×18.5mm
重量 約1.6kg
公式サイト マウスコンピューター

他にもGeForce RTX4060採用の「DAIV Z6-I7G60SR-A」、GeForce RTX3050採用の「DAIV Z6-I7G50SR-A」、CPU内臓グラフィックスの「DAIV Z6-I7I01SR-A」がラインナップされています。ボディは共通ですがグラフィック性能が低くなるほど軽くなります。

パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。

CPU Core i9-12900Hの性能

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DAIV Z6に搭載されているCPUは、Core i9-13900H、Core i7-13700H、Core i7-12700H、Core i7-12650Hなどです。ラインナップが複数あるので間違えないように注意してください。

ちなみにPASSMARKが公開しているデータは以下の通りです。

名称 スコア クロック(OB) コア(スレッド)数 TDP
Core i9-13900H 30982 P:2.6GHz(5.4GHz)
E:1.9GHz(4.1GHz)
14コア20スレッド
(P:6コア/E:8コア)
45W
Core i7-13700H 29810 P:2.4GHz(5.0GHz)
E:1.8GHz(3.7GHz)
14コア20スレッド
(P:6コア/E:8コア)
45W
Core i7-12700H 27581 P:2.3GHz(4.7GHz)
E:1.7GHz(3.5GHz)
14コア20スレッド
(P:6コア/E:8コア)
45W
Core i7-12650H
24621 P:2.3GHz(4.7GHz)
E:1.7GHz(3.5GHz)
10コア16スレッド
(P:6コア/E:4コア)
45W
Core i7-10750H 12573 2.6GHz(5.0GHz) 6コア12スレッド 45W

Core i9-13900Hのスコアは約30000でデスクトップパソコンにも負けない処理能力を発揮します。ただしCore i7-13700Hと比較しても約4%しか差はありません。

第12世代CPUと比較すると確かに有利なのですが、同世代だと体感差を得られるほどではないかもしれません。

デスクトップとノートPCCPUの性能の違いとは?

CPU-Zによるベンチマークスコア

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 CPU シングルスレッド マルチスレッド
Core i9-13900H 847.4 7319.0
Core i7-13700H 789.3 7920.8
Core i7-12700H 725.7 7462.5
Core i7-12650H 745.5 6567.3
Core i7-10750H 503.1 3169.5

シングルスレッドのスコアが847.4、マルチスレッドが7319.0になりました。

シングルスレッドの高いスコアは魅力ですが、マルチスレッドのスコアがCore i7-12700Hと同等かちょっと低いほどです。思ったほどスコアは伸びなかった印象でしたが、高いスコアであることは間違いありません。

CINEBENCH R20によるベンチマークスコア

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 CPU シングル マルチ
Core i7-13900H 781 5934
Core i7-13700H 739 5728
Core i7-12700H 677 5347
Core i7-12650H 697 4617
Core i7-10750H 471 2566

CINEBENCH R20スコアは、シングル781で、マルチ5934でした。ここではしっかりと上位CPUらしい性能を発揮してくれて安心しました。

ストレージ性能

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SSDの転送速度はReadで4600MB/s程度です。トップの性能という訳ではありませんが、。これくらいの速度があれば十分に快適です。起動もデータ転送も速く時間を浪費しません。

SSDHDDどちらを選ぶ?性能を比較してみた

GeForce RTX4070のグラフィック性能・ゲームスコア

FF15(重たいゲーム)のベンチマーク

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モデル 設定 結果
DAIV Z6(RTX4070) 3840×2160(標準品質) やや快適(5163)
1920×1080(標準品質) とても快適(11724)
DAIV Z6(RTX4060) 3840×2160(標準品質) 普通(4066)
1920×1080(標準品質) 非常に快適(12859)
DAIV 6N(RTX3060) 3840×2160(標準品質) 普通(3708)
1920×1080(標準品質) とても快適(9625)
DAIV Z6(RTX3050) 3840×2160(標準品質) やや重い(2750)
1920×1080(標準品質) 快適(7336)

重量級ゲームの代表格であるファイナルファンタジー15のベンチ結果です。RTX4070搭載モデルは4K解像度の標準画質でもとても快適という結果になりました。これはRTX4060を上回るスコアですが、フルHDだと負けてしまっています。

RTX3050搭載モデルは高解像領域をカバーするのは厳しく、ゲーミング性能を確保したいのであればRTX4060かRTX4070搭載モデルを選ぶべきでしょう。逆にライトユーザーならRTX3050で事足りるかもしれません。

RAW現像にかかる時間は?

現像に使ったソフトは無料ソフトの「RawTherapee」で、JPEG品質は90%、高画質での変換です。

参考までに過去のテスト結果をご紹介します。

CPU 50枚 150枚
Core i9-13900H 1分15秒 3分44秒
Core i7-13700H 1分15秒 3分45秒
Core i7-12700H 1分15秒 3分46秒
Core i7-12650H 1分15秒 3分47秒
Core i7-10750H 5分10秒

Core i9-13900HでRAW現像を行ったところ処理時間は50枚で1分15秒でした。RAW現像に対してはどのモデルを選択しても高い適正があることを証明してくれました。

逆にお金をかけても有利な条件にはならないのでRAW現像目的なら無理に上位クラスを購入する必要はありません。

動画の書き出しにかかる時間は?

動画編集ソフトはResolveで4K動画(24P)約5分間の映像のレンダリングにかかった時間を計測します。書き出しの条件は以下の通りです。

レンダー設定

・フォーマットはMP4
・コーデックはH.264
・解像度は3840×2160
・フレームレートは24
・品質は最高品質

モデル 構成 処理時間
DAIV Z6 Core i9-13900H×RTX4070 3分13秒
DAIV S4 Core i7-13700H×RTX4060 3分26秒
raytrek R6-AA Core i7-12700H×RTX3060 3分54秒
G-Tune E4 Core i7-12650H×RTX4050 4分03秒
G-Tune P5-RT Core i7-11800H×RTX3050 4分47秒

動画編集においても十分な処理能力を見せており、従来モデルよりも速い時間で処理を完了しています。プロフェショナルな編集作業にあたる人にとっても魅力的なパフォーマンスと言えそうです。

もしフルHDクラスしか扱わないのであればRTX3050搭載モデルの「DAIV Z6-I7G50SR-A」で十分です。

パソコンはうるさい?静音性は?

DAIV Z6は、高性能かつ薄型ですので静穏性はいまいちです。逆に言えば、冷却をしっかりすることでパフォーマンスを維持してるとも言えますが、個人的にはカフェなどで高負荷作業はためらわれると感じました。

出荷は遅い?どれくらいで到着するの?

パソコンがいつ手に入るか気になる人も多いでしょう。DAIVの出荷予定日はだいたい「注文が確定してから45日程で出荷」です。これはカスタマイズをした場合でも変わりません。

注意

当日15時までに注文が確定した場合の目安で、土日祝は注文が確定されません。早く手元にパソコンが欲しい場合は注意しましょう。

DAIV Z6 開封

DAIV Z6シリーズの外観写真・デザイン

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DAIV Z6の筐体はシルバーがベースとなっており、スタイリッシュさと軽やかさを演出。黒とちがって指紋も目立たないのが地味に助かります。

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この薄さは各種ベンチマークテストで高いパフォーマンスを見せたモデルとは思えないほど。

DAIV Z6 付属品・バッテリー駆動時間

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付属品はシンプルで「電源ケーブル」「ACアダプタ」と「納品書」「説明書」などです。バッテリー駆動時間は約15.5時間で従来モデルの約11.5時間から伸びています。

ただしバッテリー駆動だとパフォーマンスを発揮しきれないので、ACアダプターはあったほうが良いでしょう。コンパクトなので持ち歩きやすいです。(このクラスの標準的なアダプターと比べると半分程度)

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追加料金770円でショートコードも追加できます。荷物を少しでもコンパクトにしたいなら選んでおくと良いでしょう。

ベゼルレス仕様で作業に集中できる

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DAIV Z6はsRGB比で100%をカバーし、Web向けの編集作業には十分な色域をもっています。発色も良く、映画やゲームなども楽しめるモニターだと思います。解像度が2,560×1,600なのでたくさんの情報を並べることができますし作業効率が抜群によくなるのもポイントです。

Deleteが遠いキーボード

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キーボードは約19mmのキーピッチで、フルサイズキーボードと同等クラスになっています。テンキーも装備されていますので事務系ソフトを頻繁に使う人でも安心ですね。タッチパッドは約154×100mmと大型ですが、感度がイマイチな印象を受けました。

個人的に気になったのがDeleteボタンの位置で、右上奥に追いやられています。慣れればというか、意識して使えば問題ないのですがあまり見かけない配置です。

DAIV Z6シリーズのインターフェース

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・UHS-Ⅰ対応SDカードリーダー
・HDMI×1
・Thunderbolt 4(USB PD対応)
・USB3.1 Type-C
・USB3.0×2(Type-A)
・Wi-Fi 6、Bluetooth 5
・ヘッドフォン出力、マイク入力、等

SDカードリーダーが搭載されているのは有難いですし、Type-C端子がThunderbolt 4になっているのもポイントです。

DAIV Z6のデメリット

・高負荷時のファン音は大きい!
・価格がやや高い
・Deleteボタンの位置

高いパフォーマンスと軽さが武器のDAIV Z6ですが、弱点もそれなりにあるなと感じました。高負荷時のファン音はある程度は仕方がないものの、Deleteボタンの位置はなんとかならなかったもんでしょうか・・・またトラックパッドは何度かクリックしても反応しないことがありました。

また他社製品と比較するとややお値段が高いです。標準で3年間の修理保証、24時間×365日電話サポートと手厚いサービスがあるので付加価値をどう考えるかかもしれません。

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DAIV Z6はこんな人におすすめ

おすすめな人
  • モバイル作業が多いクリエイター
  • 写真、動画、ゲームなど1台でなんでもやりたい人
  • 家でも外でも本格的な編集作業をする人
  • モニター品質にこだわったノートPCが必要な人
  • デスクトップ並の処理能力が必要なユーザー

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DAIV Z6 感想まとめ

DAIV Z6をレビューしてきました。

デスクトップに負けない処理能力、16インチ大画面モニター、しかも軽さまで兼ねそろえてしまった完成度の高い1台です。自宅で使って良し、外で使っても良し、写真も動画もゲームもなんでもこなせる心強い1台です。価格は確かに高いですが見返りとして得られるものは多く、クリエイターの味方になってくれることは間違いありません!

マウスコンピューターは国内生産ですし、サポート体制や、アフターフォローも手厚いので万が一のトラブルの時にも誠心誠意対応してもらえるだろうという期待感がもてますから安心です。

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