GeForce GTX1650は、エントリー的な位置付けで発売されたグラフィックです。
このあたりのラインは、初心者やライトユーザーに非常に人気があります。前モデルで言うと「GTX1050」や「GTX1050Ti」に変わるパーツになります。イラストやRAW現像を快適にする性能を備えています。ちょっとした動画編集や3Dゲームをプレイすることも可能です。
実際に使ってみましたので感想をふまえながら「GTX1650搭載のおすすめノートパソコン」を紹介していきたいと思います。
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目次
GeForce GTX1650の性能比較
※クリックで、そのグラボが搭載されたおすすめパソコンの紹介ページへと移動します。
GeForce GTX1660Ti (6GB) |
14641 |
GeForce GTX1060 (6GB) | 12347 |
GeForce GTX1650 (4GB) |
9166 |
GeForce GTX1050Ti (4GB) | 7954 |
GeForce GTX1050 (2GB) | 6035 |
※BTOメーカーが掲載している3DMARK(Fire Strike)を掲載
スコアをチェックしてみると、GTX1050やTiからは着実な進化を遂げているのがわかります。GTX1650の性能はGTX1050の約15%、GTX1050にいたっては40%ほど性能がアップしていることがわかります。実際に使ってみると体感的にも、先代のパーツよりも快適性が増している印象を受けました。
残念ながらさすがにミドルクラスの性能にはいたりません。GTX1060と比較しても25%ほど性能が低いことがわかります。GTX1060も世代交代で値下がりつつありますので、性能と価格をはかりにかけて判断したいところです。
パフォーマンスが向上したのは間違いありませんが、コスパ的にはGTX1650は前モデルのパーツほどのインパクトはないという見方もできます。
とは言え、据え置き価格でGTX1650→GTX1650になっているようなケースもあります。可能なら高騰してしまったパソコンではなく、据え置きのお得製品を見つけたいところです。
ゲーム性能はどれくらい?
重量級のFF15にてベンチテストをした結果です。解像度1920×1080、標準画質にてテストしています。グラフィック名をクリックしてもらえば、テスト機の詳細を見れるようにしています。
GTX1650ならやや快適にプレイできるという結果になりました。タイトルや設定にもよるでしょうが、フルHD画質であればプレイに支障が出ることはほとんどないのではないでしょうか。
FF15に限ってはGTX1060に迫るスコアを見せてくれているのも安心感の1つです。高設定で遊びたいなら他のグラフィックを選ぶほうが無難ですが、画質にそこまでこだわらないのであれば良い選択になると思います。
動画編集などのクリエイト用途にも最適
GTX1650搭載のパソコンなら、RAW現像やちょっとした動画編集にも使えます。エントリークラスのグラフィックでは高性能な部類に入るので、負荷のかかるクリエイトな用途にも対応できる可能性が高いです。
ゴリゴリ効果を入れたり、長時間の動画を作成するといったことは適しませんが、数秒のカットをつないで1-2分の簡単な動画にするくらいはできそうです。
そこまで本格的な性能はいらない、でもちょっとしたことは楽しみたい人向けといった感じでしょうか。
GeForce GTX1650がおすすめな人
- RAW現像だけでなく動画も扱いたい方
- ゲームも楽しみたい方(高画質、高設定は不可)
- 2世代以上前のグラボを使っている方
GeForce GTX1650搭載のおすすめノートパソコン
DAIV 4N
CPU | Core i7-1260P |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 |
ストレージ | 512GB SSD |
Core i7-1260P×GTX1650×16GBでバランスの良い構成が魅力的!軽量な14型モニターで重量は約1.44kgと持ち出しにも便利です。パフォーマンス的に写真や画像の編集も快適ですし、モニターはsRGB比100%で色再現、正確性ともに問題ありません。フットワーク重視のユーザーにおすすめです。
フロンティア LNAシリーズ
フロンティアには15.6型のスタンダードノートが税込15万円台であります。第12世代Core i7-12700H×GTX1650搭載モデルとしては良心的な価格設定で、写真や動画編集も快適に楽しめます。スリムベゼル仕様の筐体ですが、2基の冷却ファンで強力に冷却できます。
msi GF63 Thin 11U GF63-11SC-063JP
msiのゲーミングモデルで、15.6型ながら約1.86kgとクラスの割には軽量なのが特徴です。液晶品質が並みなので正確さを求めるクリエイティブにはきつい面もありますが、価格が13万円台とコスパ抜群です!パソコン工房にて取り扱っています。
ドスパラ raytrek R5-AA5
GTX1650よりも性能を高めてたRTX3050搭載モデルです。価格も16万円台ながらGen 4 SSDを採用していたり、ちょっとリッチな仕様になっているのが特徴。ワンランク上の快適性が欲しい方は合わせて検討してみてください。
mouse K7
CPU | Core i7-12700H |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 |
ストレージ | 512GB SSD |
今回紹介する中で唯一の17.3型ディスプレイを採用したmドエルです。大きなディスプレイは作業性に優れるだけでなく、臨場感のある映像を楽しめるというメリットもあります。他のモデル同様にパーツ構成は問題ありません。
まとめ
・GeForce GTX1650はフルHD解像度を扱うには十分な性能!
・単体だとコスパがやや下がったが、据え置きモデルは魅力的!
・2世代前のグラフィックを使っている人は買い替え検討もあり!
GTX1650を搭載したノートパソコンは、従来のエントリークラスのパソコンをより快適にしてくれる性能をもっています。写真や映像系の処理をしたい人にとっては、グラフィック性能が引き上がっているのは嬉しいポイントでしょう。
簡単な作業でもGTX1050では頼りないシーンもありましたが、GTX1650になってからはちょっとした作業で不安を感じることもなくなっています。予算はないけど、少しでも性能を引き上げたいという人には見方になってくれる有難いパーツだと感じました。
当ブログは予算や目的、パーツなどからパソコンが選べるようになっております。ぜひトップページからお気に入りの1台を見つけてください。
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