ノートパソコンは「持ち出して使いたい」という需要の高いアイテムです。しかしRAW現像や動画編集、イラストなどのクリエイト作業ができるようなパソコンは高性能な分、どうしても重くなってしまいがちです。「高性能かつ軽量なノートパソコンがあれば良いのに・・・」というのは相反する要素だったりするんですね。
今回紹介する「MSIのPS42シリーズ」は、高性能かつ軽量をかねそろえたモデルになります。重量がたった1.18kgと軽量なのに、画面サイズも14型と大きく認識性を犠牲にしていません。MX150というグラフィックを搭載していることから、クリエイト作業やちょっとしたゲームも快適に動作させることが可能な夢のようなパソコンです。それでいて結構安いので、大注目のモデルです!
目次
MSI PS42シリーズはビジネスモデル?
MSIと言えば、ゲーミングモデルを多数販売してきた会社です。そのMSIが今回はビジネスにも使えるノートパソコンを発表しました。持ち運びの多いビジネス用途でもつかるように「軽さ」「薄さ」を優先して設計されています。それでいてCPUはCore i7を搭載していたり、グラフィックも内蔵ではなく専用のモノが搭載されています。
CPU・GPUが強力なので、文章だけでなく、駆動時間も約10時間ということで、ビジネスライフをフルに支えられる余裕があります。プレゼンやエクセル資料の処理もサクサクできますし、プロジェクターにつなぐと動きがカクカクしている・・なんてことも避けられる魅力的なノートパソコンです。
その応用範囲は広く、専用GPUによる映像処理系のソフト、3Dゲーム、動画編集などに使えます。一部モデルにはGeForce GTX1050 MAX-Qが搭載されているので、さらに高いパフォーマンスを発揮してくれるモデルもあります。
MSI PS42シリーズのスペック
モデル名 | PS42 8RB-005JP |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Core i7-8550U |
グラフィックス | GeForce MX150 |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB |
HDD | - |
電源 | 65W AC電源 |
サイズ | 約 322x222x15.95mm |
重量 | 約 1.18kg |
パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。
PS42 8RBの外観写真
アルミ合金製でスタイリッシュ
今回はテスト機を用意できなかったため、実店舗に足を運んできました。
PS42 8RBの筐体
筐体はアルミ合金を採用し、一目見てスタイリッシュですし、万人受けするデザインなのではないでしょうか。16mmという薄さから強度が心配されますが、アルミなので堅牢性も問題ないでしょう。これは持ち運べるパソコンというより、持ち出したくなるパソコンのような気がします。
デザインの良さだけならMAC一択となりがちですが、どうしてもWindows機を使いたい人もいるはずです。そうした人が満足できるノートパソコンですね。背面のドラゴンの紋章が、いかにもゲーミングモデルらしいです。好みは分かれそうですが、光の加減でそこまで目立つことはないように見受けられました。
冷却システムが強い
裏側は肉抜きをしてエアフローを効率化
裏面はパソコンを効率的に冷やせるように肉抜きがされています。ゴム足は机との密着を防ぐために、やや大きく(高く)なっているのが印象的でした。ゴムなので滑ったり、揺れたりというストレスも同時に解消されています。
熱を持ちやすいノートパソコンは、注意しなければ熱による性能低下が顕著です。特にこうした高性能なノートパソコンだと注意が必要ですが、MSIには独自の冷却システム「Cooler Boost 3」があります。内部を効率的に冷却してくれるので、高パフォーマンスを長時間安定して維持してくれます。
Cooler Boost 3 イメージ
キーボード周辺の感想
ビジネスモデルということもありキーボードを気に掛ける人は多いでしょう。僕もブログを書くのに使えないか検討しているので、実機をしばらく触りながらタイピングしてみました。
感想をひとことで言うと「普通に使える」キーボードだと感じました。一部の配列は特殊になっていて、確認をしながら打つ必要がある感は否めません。ただしミスタイプをすることはさほどありませんでした。個人的にはそこまで神経質にならなくても使えるかなという印象です。それよりも静かなタイピングができることと、薄暗い場所でも使えるバックライトが好印象でしたね。
タッチパッドには、防犯性を高める指紋認証が設置されています。
一部ユーザーにウケが悪いのが一番右の一列でしょう。まず他のモデルでは見ることのないボタンがずらりと並んでいます。僕自身は、このせいで誤タイプすることはなかったです。
13型の筐体に14型のディスプレイ!?
PS42 8RBの魅力は、まだまだあってその1つが狭額縁デザインの液晶パネルです。13インチクラスの本体に、14インチ液晶パネルが搭載されているため視認性がとにかく良いです。パネルはフルHD(1920×1080)で、高精細かつ、発色も良いように感じました。
軽さを求めすぎて、液晶が小さくなってしまうとどうしても作業効率を犠牲にしてしまうところがありますよね。PS42 8RBなら軽さも視認性もバランス良く整えられています。この辺のデザインのうまさを称えたいと素直に感じますね!
PS42 8RBはどんな人におすすめ?
- 軽量かつ高性能なパソコンが欲しい人
- コストパフォーマンスが高いモデルが欲しい人
- デザイン性の高いノートパソコンが欲しい人
- 場所を選びたくないクリエイター・ゲーマー
- 結果を求めるビジネスマン
PS42 8RBを最初に発見した時には「やられた!」と思いました。軽量で独立GPUを搭載したノートパソコンがそもそも他にないので、選択の余地がない部分もありますが、それを差し置いても魅力的なノートパソコンだと思います。
1Kgを切るようなノートパソコンは、20万円はするような高価なものですが、PS42 8RB-005JPは10万円を少し超えるくらいで購入可能です。クリエイターのメイン機で使う分にはやや物足りない部分を感じなくもないですが、サブや持ち出し専用マシンとして活躍するのは間違いないでしょう。むしろCore i7にMX150、SSD搭載というパフォーマンスが、この価格で買えるのが驚きです。しかもデザイン性や、視認性も確保するというスキの無さですからね。
僕も欲しくて実機を見にいったくらいですが、最近デスクトップを新調したばかりなので躊躇しています。それがなければ、たぶん買っていましたね(笑)
PS42 8RB-005JPはどこで買う?
PS42 8RBは大手量販店などでも手に入りますが、手軽なのはやはりネットでの購入です。
パソコン工房
2018年の年末に僕がチェックしたところではパソコン工房が最安値でした。即日出荷にも対応してくれて、送料無料なのですぐにでも欲しい人にはおすすめですね。
arkならカスタマイズも可能!
パソコンショップのアークはMSIの認証を受けた「MSI認定サポート店」になっています。なので内蔵バッテリーの交換や、キーボードの換装、メモリの追加などのカスタマイズにも対応してくれます。そういう意味では信頼度の高いショップさんなので、安心して買い物ができますね。
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