クリエイター向けのノートパソコンは高い!と思っている人は結構多いかと思います。実際にBTOショップをみていくと、デスクトップと比較してもどうしても割高感を感じてしまいます。
RAW現像や写真編集、動画編集などのクリエイト用途だと、高性能なパソコンが必要ですし余計にそう感じるかもしれません。ちょっと性能をあげただけで20万円を超えてくるケースも多々あります。
そこで今回は「コスパを重視した15万円前後でおすすめのノートパソコン」に絞ってご紹介したいと思います。
デスクトップパソコンを探している人はこちら→コスパ最強!15万円で探すデスクトップPC
目次
なぜ15万円はコスパ最高なのか?
10万円前後で販売されている格安ノートPCは、どうしても性能的に非力な面があります。快適に編集作業を行えないばかりか、下手をすると使いたいソフトの基準を満たさな場合だってあるかもしれません。
少しくらいの我慢なら平気だから・・・と思って安いPCを購入して後悔しては何も生み出せません。
そうなるとしっかりとした性能のパソコンが必要。快適に作業ができるようなミドルクラス以上のクリエイター向けモデルのほとんどが20万円前後で売られているような現状です。
20万円も出せないという場合には高嶺の花でしかありませんよね。その少し手前の15万円は性能的には申し分なく、広い範囲でクリエイティブな用途に使っていけるパソコンです。
そこで10万円と20万円のちょうど間にある、15万円が狙い目になってくるという訳です。
15万円で狙えるノートPCのスペック
性能的には問題なくしかも安い。そんな夢のような価格帯が15万円だと思っています。個人的に狙ってもらいたいスペックは以下のあたりです。
・CPUはCorei7が狙える!
・グラボはミドルクラスを狙える!
・メモリ16GBは約束済み!
・広い用途で使えるのが便利!
この基準を満たすパソコンなら、RAW現像、動画編集、ゲーム、イラストなど広範囲で使っていくことができます。少しづつ簡単に解説していきたいと思います。
パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。
CPUはCorei7!
クリエイト作業ってCPU負荷がとてつもなくかかります。しかも年々その傾向は高まっており、高性能なCPUを選ばない理由が見つからないくらいになってきています。
場合によってはCore i5のようなスタンダードなCPUでも使えるでしょうが、長期的な目でCPUにお金をかけておくのは悪い選択ではありません。
処理が早いパソコンは時間的余裕も生み出してくれます。RAWデータを一括現像する場合や、動画のレンダリングなどで有効になってくるでしょう。
グラボはGTX1650以上!独立GPU搭載モデルを選ぼう
もしあなたのやりたいことが静止画メインであれば、グラボはそこまで高性能なものでなくても良いかもしれません。写真編集用途などのクリエイティブ向けだとエントリークラスが人気だという話もよく聞きます。実際に各ショップをみて回るとわかるのですが、15万円という価格帯のパソコンにはほとんどGTX1650クラスが搭載されています。
CPUと同様にグラフィックボードにも年々求められる性能は高まっていますし、自分の成長とともに物足りなさを感じることも考えられます。ゲームを快適にプレイしたいなら余計にその傾向は高まります。
RAW現像だけで見ると優先度はさほど高くありませんので、エントリークラスでも良いもの、ミドルクラスを選べるとより安心感があります。
メモリ16GBは必須!
メモリはクリエイティブな処理で大量に消費されます。いわゆるメモリ喰いが止まらない作業なのです。多ければ大いにこしたことはなく、予算内で全力投入したいパーツでもあります。8GBでは不足といわざるを得ないでしょう。
優先して16GB以上のモデルを選びましょう。ノートPCは後からのカスタマイズ性が乏しいケースもあるので、注文時に増やしておくのがおすすめです。
高速なSSDが理想
高速なSSDとHDDではパソコン自体のキビキビ感に雲泥の差があります。システム系のデータは高速なSSDに、大量の写真データは大容量のHDDといった具合に別々に管理しましょう。
▼SSDのスコアです
▼HDDのスコアです
読み出し、書き出しともに大きな差があるのがわかりますね?SSD非搭載モデルを選ぶメリットは、もはや皆無だと思って良いです。
パーツの優先順位はどうする?
パーツの優先度は「メモリ」「CPU」「ストレージ」「グラボ」の順番です。メモリとCPUに極力予算をかけてあげるのがおすすめです。
コスパ最強!おすすめのノートパソコン
ドスパラ raytrek R5-AA5
第12世代インテルCPUを採用し、RAW現像や動画処理能力を高めたモデルです。グラフィックにGeForce RTX3050が採用されているので、比較的重たい処理も快適に行えるのが特徴です。価格も16万円台ですし、それなりに快適性を求めたい人におすすめのモデルになっています。
マウスコンピューター G-Tune P5(プレミアムモデル)
G-Tune P5はゲーミングモデルですが、写真や動画編集にもしっかり対応できるパフォーマンスを備えます。ストレージも1TB ですし、メモリも32GBと余裕があるのでマルチ処理を行う人にも有利です。スタンダードモデルの良さを実感できるモデルになっています。
ASUS TUF Gaming A15シリーズ
15.6型144Hzリフレッシューレート、Ryzen 7 4800H、GeForce RTX3050の構成で、税込15万円切りを狙えるモデルです。ゲームのみならず写真の加工や動画編集もストレスなく楽しめる性能になっており、米国軍用規格(MIL規格)に準拠した堅牢性も魅力的です。
フロンティア LNシリーズ(台数限定)
ハイパフォーマンスながら税込¥139800というあまりにも安すぎる特価モデルです。ライトな編集作業重視なら問題なく行えるほどの性能があります。デザインなどは特筆すべき点もありませんが価格と性能のバランスを重視する人向けです。
パソコン工房 LEVEL-17FH122-i7-UXSX
17型大画面モニターを搭載し迫力のある映像を楽しめるモデルです。CPUにはCore i7が採用されているのでパフォーマンス面は十分。グラフィックはCPU内蔵としては強力なものが搭載ですので、RAW現像やライトな動画編集も楽しめます。17型搭載モデルとしては、税込16万円台と価格も良心的なのも嬉しいです。価格と視認性などを重視するユーザーにおすすめです。
最後にひとこと
・コスパ抜群の15万円台のノートパソコンがお得!
・性能を犠牲にするとクリエイティブ作業に支障が出る場合もある!
・当サイト限定モデルも検討してね!
当ブログは予算や目的、パーツなどからおすすめのパソコンが選べるような作りになっております。ぜひトップページからお気に入りのパソコンを探してみてくださいね。
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