「写真編集やRAW現像に使えるパソコン」と一口に言っても、たくさん製品から、自分に最適な物を選ぶのは簡単ではありません。
今回は「予算10万円で選ぶおすすめのパソコン」というテーマで書いていきたいと思います。
目次
【予算10万円】パソコンの選び方
予算が10万円だと、性能的にはエントリークラスのパソコンになってきます。
クリエイター向けのパソコンを、パソコン工房や、マウスコンピューター、ドスパラでチェックすると、売れ筋は15万円前後であるとわかります。
より負荷のかかる作業をしたり、快適さを求めるなら上位のパソコンがおすすめですが、10万円前後のパソコンも悪いわけではありません。現に10万円以下のパソコンを購入される方は多くいらっしゃいます。
色々求めてしまうと10万円を一気に超えてしまうので、パーツ構成や、注意するポイントなどをしぼって賢い選択をしてください。
予算10万円で選べる性能
- CPUはCore i5 or Ryzen 5
- メモリは8GB(可能なら16GB)
- グラボはGTX1650 or 1660
- SSDは選んでおきたい!
予算が10万円になると高性能なパーツは選べませんが、写真編集などの一般用途には十分です。目安として上のパーツ構成をクリアしつつ、10万円を切ってくるようであればコスパ良し!と判断できます。
このクラスのパソコンはSSDを採用したタイプが増えてきていますが容量が少ないケースがあるので、必要に応じてカスタマイズしておくことをおすすめします。
常に大量のRAWデータを現像するようなハードユーザーは、もう少し予算をあげて上位モデルから選びましょう。
・予算15万円で買えるおすすめパソコンは?
・予算20万円で買えるおすすめパソコンは?
パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。
こんな人におすすめ!
- とにかく激安のパソコンが欲しい人
- カスタムパーツを持っている人
- 多少の我慢は平気だよという人
- RAW現像初心者やライトな編集作業がメインの人
おすすめのRAW現像パソコン
それでは僕が各ショップから厳選した、おすすめのパソコンを見ていきましょう。
mouse DT6-G
CPU | Ryzen 5 3500 |
メモリ | 8GB |
グラボ | GeForce GTX 1650SUPER |
ストレージ | 256GB SSD |
Ryzen 5×GTX1650SUPERの組み合わせは意外とパフォーマンスが高く、RAW現像や動画編集に強いこだわりがない方なら検討範囲に入ります。この構成で税別6万円台とお得なデスクトップPCです。スタートがお安めなので用途に合わせてCPUやグラフィックを強化して好みの1台に仕上げやすいのも本モデルの特徴です。
フロンティア GAシリーズ(台数限定モデル)
CPU | Core i7-9700 |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1660 SUPER |
ストレージ | 512GB NVMe SSD + 2TB HDD |
10万円前後でお得にパソコンを手に入れたいならセール品などをうまく活用したいところ。フロンティアのGAシリーズは、Core i7-9700F×GTX1660SUPERの組み合わせでミドルクラス級!台数限定ではあるものの、なんと税別109,800円での販売。性能が高いパソコンを購入できれば長い期間使うことができますし、少し無理をしてでもこのクラスのパソコンを手にするメリットはあるはず。
GALLERIA GR1650TGF-T
CPU | Ryzen 5 4600H |
メモリ | 8GB |
グラボ | GeForce GTX 1650Ti |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
Ryzen 5 4600Hを搭載し価格を税別8万円台に抑えたコスパモデルです。グラボがGTX1650Tiとややグレードもよく、ゲームや動画編集といった高負荷な状態で期待がよりもてます。リフレッシュレートは120Hz、重量も約1.85kgと軽めです。ライトユーザーやクリエイターの持ち出し用(サブPC)としてもおすすめです。
パソコン工房 LEVEL-M0B4-R73X-RVS
CPU | Ryzen 7 3700X |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 SUPER |
ストレージ | 480GB SSD |
処理能力を最大限に高めつつコストを抑えたいならパソコン工房のLEVELがおすすめ。Ryzen 7 3700Xは、シーンによってはCore i9に匹敵するほどのパフォーマンスを見せます。10万円強でこの処理能力ははっきりいって暴力的。時間を節約したいクリエイターの助けになることは間違いありません。
m-Book K700XN-M2SH5(Kシリーズ)
CPU | Core i7-9750H |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce MX250 (2GB) |
ストレージ | 512GB NVMe SSD + 1TB HDD |
マウスコンピューターのm-book Kシリーズは、第9世代Core i7-9750Hを採用。処理能力の高さと、大容量メモリが魅力の1台です。一般向けモデルとしては珍しく独立グラボを搭載しているのも魅力です。ただしそこまで強力ではないので、写真編集やイラストなどを中心に作業する人にお勧めという感じです。セール対象で10万円台になることも珍しくなく安定して売れ続ける人気のモデルです。
ドスパラ ガレリア GCR1650GF7
CPU | Core i7-9750H |
メモリ | 8GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
処理能力に優れたCore i7-9750Hを軸に、GTX1650をからめて描画生を高めたモデル。10万円を切る価格ながらこれだけの構成にもっていっているのはさすがドスパラという感じ。動画編集やゲームも楽しめるコストパフォーマンスに優れたノートパソコンです。
DAIV 5D-R5
CPU | Ryzen 5 3500 |
メモリ | 8GB |
グラボ | GeForce GTX 1660 Ti |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
処理能力に定評のあるデスクトップ向けRyzen CPUを搭載!しかもグラフィックにはミドルクラスのGTX1660Tiが搭載されておりゲームや動画編集に強さを見せます。このクラス帯もなかではパフォーマンスが高く、性能を求めるユーザーにはおすすめのモデルとなっています。ただし重く、バッテリー駆動時間も短いので据置と考えた方が無難かもしれません。
Lenovo Legion T530
CPU | Core i5-9400 / Core i7-9700 |
メモリ | 8-16GB |
グラボ | なし/ GTX1650 / GTX1660Ti |
ストレージ | 256GB-1TB SSD/1TB HDDなど |
レノボT530は、グラボ無しなら6万円台で購入可能。GTX1650を搭載しても8万円台、GTX1660Ti搭載でも10万円強です。(クーポン適用時)10万円前後でこれだけ選択肢があるのもすごいのですが、特にGTX1660Tiを搭載しても10万円強というコスパは魅力です。あえてグラボ無しモデルを選択して、自力でRTX2070あたりをのせてもよさそうです。手持ちのグラボがあるなら移植して使う、カスタマイズベースとしての運用もありだと思います。
まとめ
・予算10万円ならある程度性能は限定されてしまう!
・狙いをしぼって賢い選択をしよう!
・ゆくゆく不満を感じたら自分でカスタマイズしよう!
当ブログは予算や目的、パーツなどからおすすめのパソコンが選べるような作りになっております。ぜひトップページからお気に入りのパソコンを探してみてくださいね。
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