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raytrek R7-ZFレビュー!17.3型WQHDモニターを搭載した本気のクリエイト向けノートパソコン

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raytrek R7-ZF(32GBモデル)をレビューします。(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

第12世代Core i9-12900HとグラフィックにGeForce RTX3070Tiを採用した、本格的なクリエイター向けのノートパソコンです!17.3型WQHDの大型モニタを搭載しているので、余裕のある編集作業を行うことができます。sRGBカバー率も約100%、165Hzリフレッシュレートにも対応します。クリエイトはもちろんゲームなど多用途に使っていけるリッチなモデルとなっています。普通のパソコンでは我慢できないといった本格派におすすめです。

各ベンチマークソフトの結果や、実際にRAW現像、動画編集にかかった時間などを掲載してレビューしておりますので参考にしてもらえたらと思います。


raytrek R7-ZF レビュー

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公式HP:https://www.dospara.co.jp

ドスパラが販売しているraytrek R7-ZFは、デスクトップに負けないパワーを備えたモデルです。

Core i9-12900Hのパフォーマンスをいかして、本格的なRAW現像、動画編集をガシガシ行えるスペックです。重量も約2.3kgと控えめですのでギリギリ持ち歩けるかなという印象。色域はsRGBカバー率100%をうたっており、正確な編集作業を行えるのも特徴。「処理能力×効率性×正確性」と三拍子そろっているので、プロのメインマシンとしても十分使えます。

raytrek R7-ZF スペック・パーツ構成

テスト機のスペックです。

OS Windows 11 Home 64ビット
CPU Core i9-12900H
GPU GeForce RTX3070Ti
メモリ 32GB
SSD 1TB NVMe SSD(GEN4)
駆動時間
液晶 17.3型WQHD(sRGB約100%/165Hz)
サイズ 約395mm(幅)×262(奥行き)×21(高さ[前])、25(高さ[後])mm
重量 約2.3kg

パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。

CPU Core i9-12900Hの性能

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raytrek R7-ZFに搭載されているCPUはCore i9-12900Hです。14コアのCPUで、通常は2.5GHzで動作し、負荷がかかった時はオーバーブーストで最大5.0GHzまでオーバークロックします。(パフォーマンスコア)

名称 スコア クロック(OB) コア(スレッド)数 TDP
Core i9-12900H 29013 2.5GHz(5.0GHz) 14コア20スレッド 45W
Core i7-12700H 27446 2.3GHz(4.7GHz) 14コア20スレッド 45W
Core i7-11800H 21794 2.3GHz(4.6GHz) 8コア16スレッド 45W
Core i7-10750H 12688 2.6GHz(5.0GHz) 6コア12スレッド 45W
Ryzen 7 5800H 21724 3.2GHz(4.4GHz) 8コア16スレッド 45w
Ryzen 5 5600H 17171 3.3GHz(4.2GHz) 6コア12スレッド 45w

第12世代インテルCPUは性能を大きく伸ばしていますが、Core i7-12700Hと比較すると差はわずかです。この後でじっくり検証はしていきますが、どれくらい実測で差がついてくるかは気になるところですね。

ライバルのRyzen CPUと比較すると有利なスコアですので、Ryzen CPUが刷新されるまではインテルCPUを選んでおけばOKという印象。アプリとの親和性も高いですしね。

CPU-Zによるベンチマークスコア

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CPU シングルスレッド マルチスレッド
Core i9-12900H 793.5 7603.3
Core i7-12700H 743.2 6773.7
Core i7-11800H 621.3 5381.9
Core i7-10750H 503.1 3169.5
Ryzen 7 5800H 580.7 5731.2
Ryzen 5 5600H 558.6 4256.8

シングルスレッドのスコアが793.5、マルチスレッドが7603.3と非常に高いスコアになりました。ちゃんとCore i7-12700Hとも差がついていますね。

Core i7-11800Hと比較するとシングル性能で約28%、マルチスコアで約41%のスコアアップになります。少しでも性能を求めるのであれば、Core i9-12900H搭載モデルを選ぶのは有りだと思います。

CINEBENCH R20によるベンチマークスコア

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 CPU シングル マルチ
Core i9-12900H
736 6197
Core i7-12700H 692 5299
Core i7-11800H 581 4162
Core i7-10750H
465 3089
Ryzen 7 5800H 558 4691
Ryzen 5 5600H 528 3607

CINEBENCH R20でも性能差をしっかりと見せつけています。Core i7-11800Hに比べてシングル性能は約26%、マルチ性能は約48%もアップしています。

Core i7-12700Hと比較すると約5~17%程度強化されている計算です。高いと見るか低いと見るか判断が分かれそうですね。

ストレージ性能

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ストレージはGen 4 NVMe SSD搭載で、読込速度は約6700MB/s, 書込速度 約5000MB/sと爆速です。

この規格のSSDとしてもトップクラスの速度で、起動の速さ含めてキビキビ動作してくれるので気持ちが良いです。

SSDHDDどちらを選ぶ?性能を比較してみた

GeForce RTX3070Tiのグラフィック性能・ゲームスコア

raytrek R7-ZFに搭載されているグラフィックはGeForce RTX3070Tiです。本格的な描画性能をもっているので、ノートPCとしてはトップクラスのゲーミング環境を提供してくれるでしょう。

FF15(重たいゲーム)のベンチマーク

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モデル 設定 結果
raytrek R7-ZF(RTX3070Ti) 3840×2160(標準品質) やや快適(5361)
1920×1080(標準品質) とても快適(13307)
raytrek R6-AA(RTX3060) 3840×2160(標準品質) 普通(3858)
1920×1080(標準品質) とても快適(9534)
DAIV 6P-RT(RTX3050Ti) 3840×2160(標準品質) やや重い(2725)
1920×1080(標準品質) 快適(7372)
DAIV 5N(RTX2060) 3840×2160(標準品質) 普通(3299)
1920×1080(標準品質) 快適(9044)

重量級ゲームの代表格であるファイナルファンタジー15のベンチ結果です。4K解像度の標準画質でもやや快適、フルHDはとても快適という結果になりました。FF15でこれだけ動くなら大抵のソフトは遊べます。

個人的にはGeForce RTX3060で十分だなと感じることもありますが、これを見てしまうとRTX3070Tiも良いな~と思っちゃいうますよね。RTX3060比較で約40%もスコアが高いんですよ!

ただ、15型クラスでCore i7-12700H×RTX3060搭載の「raytrek R5-AA6」なら10万円くらい安く購入できます。性能はお金にかえられないところもありますが、コスパで考えると難しい判断になりそうですよね。

 

raytrek R5-AA6は完璧なクリエイト向けパソコン?性能チェックからデメリットまでレビュー

RAW現像にかかる時間は?

無料現像ソフトの「RawTherapee」で約150枚(5GB)のRAWデータを一括変換した時にかかった時間は「3分20秒」でした

CPU 処理時間
Core i9-12900H 3分20秒
Core i7-12700H 2分30秒
Core i7-11800H 4分13秒
Core i7-10750H
5分10秒
Ryzen 7 5800H 4分42秒
Ryzen 5 5600H 4分23秒

raytrek R7-ZFは処理速度としても申し分ないのですが、なぜかCore i7-12700Hに大きく差をあけられちゃっていますね。ちなみにCore i7搭載モデルは、先ほども紹介したraytrek R6-AAです。同じCPUを採用したライバル機種の中でもトップクラスに早いんですよね。(ほかのモデルなら3分30~4分程度、16GBメモリのモデルもあり)

動画の書き出しにかかる時間は?

動画編集ソフトResolveを使って4K動画(24P)約5分間の映像のレンダリングにかかった時間は約2分56秒でした。

書き出しの条件は以下の通りです。

レンダー設定

・フォーマットはMP4
・コーデックはH.264
・解像度は3840×2160
・フレームレートは24
・品質は最高品質

モデル 構成 処理時間
raytrek R7-ZF Core i9-12900H×RTX3070Ti 2分56秒
raytrek R6-AA Core i7-12700H×RTX3060 3分54秒
DAIV 5N(旧) Core i7-11800H×RTX3060 4分48秒
DAIV 5P Core i7-11800H×RTX3050 4分15秒

高解像データ編集もしっかり行えるパフォーマンスで、より高度な編集作業で活きてくる印象を受けました。書き出し時間も速く、どちらかと言うとマルチ処理が生きるシーンで強みを発揮できるのかもしれません。(シングルスコアも非常に高いのですが)

動画を本職とするようなユーザーでも納得できる性能だと思います。

パソコンはうるさい?静音性は?

高性能なだけあってファンの音はしっかり鳴ります。しかもオン・オフがはっきりしており「今回転しだしたな」というのがわかります。作業を邪魔するほどの印象は受けなかったので、大したものだなと感じましたよ。

出荷は遅い?どれくらいで到着するの?

ドスパラは翌日出荷に力をいれており、今回紹介するモデルも翌日出荷に対応しています。半導体不足が叫ばれる中でもパソコンがすぐ手に入るというのはうれしいですね!外資系メーカーだと1ヶ月くらい待つのは普通ですが、すぐにパソコンが必要ならドスパラでの購入を選択するメリットは大きいと思います。

注意

当日お昼前までに注文が確定した場合の目安になります。必ず公式サイトで出荷日を確認してください。

公式サイト:https://www.dospara.co.jp


raytrek R7-ZF開封!

raytrek R7-ZF外観写真・デザイン

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raytrek R7-ZFは、天面にブランドロゴすら入らないシンプルなデザインです。マットなブラックで指紋がつきやすい・・かと思いきや全然目立たなかったのは嬉しいポイント!

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サイズは約395mm(幅)×262(奥行き)×21(高さ[前])、25(高さ[後])mm、重量は約2.3kgです。17.3インチだけあって存在感はあります。どちらかと言うと据え置きで使うのがメインでしょうが、パワーが必要なイベント利用なんかも良いかもしれません。(ウエディングムービーを光の速さで仕上げるとか?)

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背面もシンプルです。素材は樹脂製で高級感こそありませんが、チープってこともありません。

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230WのACアダプターを採用しているのでサイズは大きめです。高性能をウリにしたモデルですので、バッテリーは保険程度でACアダプターは携帯したほうが良いでしょう。

発色の良いディスプレイを採用

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raytrek R7-ZFは、sRGBカバー率約100%の広色域モニターが搭載されています。AdobeRGBカバー率約76%ですのでプロクオリティには及びませんが、Webコンテンツクラスなら十分な色域が確保されています。写真や動画をはじめとする編集作業がモバイル先でも正確に行えます。

解像度はWQHD(2560×1440)で作業効率性も抜群!大画面の17.3型ということもあって、細かい間違いやアラにも気づきやすいのも助かります。

キーボードはゲーミングな仕様

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キーボードはEnterが小さく、右Shiftキーが十字キーに押し出されてずれるような、やや特殊な配置になっています。打鍵感も悪くありませんし、キーが独立しているのでタイプミスも少なかったように感じます。個人的には割と好きなタイプです。テンキーも装備されているのでオフィス系アプリもバッチリです。

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ライティングがゲーミングぽい遊び心を感じる仕様です。大型のタッチパッドも搭載しているので、マウスなしで乗り切れる作業も多いです。

raytrek R7-ZF インターフェース

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①Thunderbolt 4
②HDMI2.1
③LAN
④電源入力
⑤microSDカードリーダー (SD/SDHC/SDXC, UHS-I)
⑥USB3.2 Gen1 Type-A
⑦セキュリティ スロット
⑧USB3.2 Gen2 Type-A
⑨マイク/オーディオ

raytrek R7-ZFデメリット

・購入ハードルがやや高いか?
・独特なキー配列

raytrek R7-ZFは、弱点(デメリット)と感じるような部分がほとんどなく、強いて言うなら「金額が高いよね・・」くらいです。とは言え、ライバルメーカーに比べて滅茶苦茶高いのか?というとそんなこともありません。スペックなりとは言えますが30万円はやっぱり人を選ぶ印象はありますよね。

サイズが大きかったり、ややモバイルに不向きな重さも、最初から理解した上で購入するでしょうからね。強いていうならキーボードの配列が特殊な点ですかね。テキストベースで作業する人にはEnterの小ささとか気になるかも??

raytrek R7-ZFはこんな人におすすめ

おすすめな人
  • 大型モニター搭載モデルが欲しい人
  • ワンランク上のクリエイト作業を行いたい人
  • ゲームもそれなりに遊びたい人(165Hz)
  • 完成度の高いノートPCが欲しい人
  • 急ぎでパソコンが必要になった人

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raytrek R7-ZF 感想まとめ

raytrek R7-ZF(32GBモデル)をレビューしてきました。

大げさでもなんでもなくデスクトップ並みの処理能力をもっており、多くのユーザーにとって満足できるパフォーマンスを確保できると言いきれます。重量や厚みがあるので据え置きメインにはなると思いますが、パワーが必要なクリエイターのモバイル機としても活躍できるモデルだと感じます。32GBメモリ、1TB SSD、17.3型モニターなど、一般的なモデルよりも余裕をもった仕様になっているので、ワンランク上を求めるクリエイターに使ってもらいたいです。

ドスパラで販売されているパソコンは国内生産ですし、万が一の時は実店舗なんかで相談もできるので安心感があります。他にも多数のパソコンを販売しているので、チェックしてみても良いかもしれません!

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