GeForce GTX1650は、初心者やライトユーザーにおすすめのグラフィックボードです。GeForce GTX1650 SUPERが登場したことで、エントリークラスで最高のコスパを手に入れてしまいました。
RAW現像や静止画編集は快適ですし、映像コンテンツへの期待感はさらに高まっています。この記事では前モデルのGTX1650(無印)とGTX1650 SUPERを比較しながら性能面を見極めていきます。
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目次
GeForce GTX1650/GTX1650 SUPERの性能比較
GPU | スコア(PASSMARK) |
GeForce GTX1660 |
11371 |
GeForce GTX1060 | 10239 |
GeForce GTX1650 SUPER |
9890 |
GeForce GTX1650 |
7895 |
GeForce GTX1050Ti | 6431 |
GeForce GTX1050 | 5701 |
GTX1650とGTX1650SUPERを比較するとスコア差は約25%にもなります。なんならミドルクラスに迫る性能をもってしまっています・・・エントリークラスのゲームチェンジャーと言っても過言ではないのかもしれません。
映像編集の快適性も高まりますし、従来では軽量設定でしか遊べなかったゲームも中設定で遊べたりするでしょう。ただしGTX1650SUPERには補助電源が必要になるため注意が必要です。メモリタイプがGDDR5→GDDR6になったり、CUDAコアの増加、クロック数の引き上げなどを考えると仕方がないかもしれません。
もはやエントリークラスとは呼べないほど性能面では優れているのにコストを抑えることが可能というのが素晴らしい。エントリークラスで迷ったら、これからはGTX1650SUPERを買っておけば間違いないという感じさえします。
CHINEBENCH R15のスコア
GPU | スコア |
GTX1060 | 132.78fps |
GTX1650SUPER | 131.20fps |
GTX1650 | ー |
GTX1050Ti | 112.78fps |
エントリークラスで大人気だったGTX1050Tiを大きく引き離す結果になりました。そしてGTX1060に迫る勢い・・・やはりGTX1650SUPERは只者じゃありません。
ゲーム性能はどれくらい?
重量級タイトルのFF15でベンチマークをとりました。設定は全て標準品質(1920×1080)です。
GTX1050でもなんとか動くという感じでしたが、GTX1650SUPERになると快適までスコアがアップ。なんならGTX1060よりも良いスコアを叩き出してしまいました。
GTX1060はフルHD解像度中設定でほとんどのタイトルを動かせる性能ですが、それに近い性能を持っているということはかなり期待をして良いのでしょう。GTX1650だと調整が必要だったゲームでもサクッと遊べるようになるかもしれません。
動画編集などのクリエイト用途にも最適
ゲームもそこそこ遊べるということは、クリエイティブな用途もそこそこ可能です。
写真やイラストといった、クリエイティブシーンでも比較的ライトな作業なら期待に答えてくれます。短いカットをつないだ数分のちょっとした動画編集ならGTX1650やGTX1650SUPERで事足りるでしょう。
動画のカラグレやリアルタイムでのこだわった編集をしたいといった注文なら、別のグラフィックにお願いしたほうが無難でしょう。それこそGTX1650SUPERやGTX1660Tiを搭載したパソコンを購入したほうが満足できるはずです。
GeForce GTX1650/GTX1650SUPERがおすすめな人
- RAW現像やイラストを楽しみたい方
- 動画編集やゲームも楽しみたい方(高画質、高設定は不可)
- コスパの良いパソコンが欲しい人
GTX1650/GTX1650SUPER搭載のおすすめパソコン
GTX1650SUPERの性能が素晴らしいことが明らかになりましたので、ここではGTX1650SUPER搭載モデルを紹介します。
DAIV A5
CPU | Ryzen 7 3700X |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 SUPER |
ストレージ | 256GB NVMe SSD +1TB HDD |
DAIV Aシリーズでエントリークラスに位置しますが、CPUにはRyzen 7 3700Xが採用されパフォーマンスはクラス以上のものがあります。メモリやストレージ容量も十分で、そのまま購入してもすぐに使えるくらいです。写真編集や動画編集も快適なイチオシモデルです。
フロンティア GKシリーズ
CPU | Core i5-10400 |
メモリ | 8GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 SUPER |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
サイドパネルが強化ガラスの魅せるデスクトップPCです。ゲーミングやクリエイティブ用途では、ほぼ最小構成くらいになりますが税別10万円を切るのは魅力です。最新パーツですし電源も600Wと余裕があるので、後々のカスタマイズ面で考えても安心感があります。
マウスコンピューター G-Tune PL-B
CPU | Core i5-11400F |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
旧世代CPUのCore i5-11400Fですが、静止画がフルHDクラスのデータを扱うには十分に使っていける性能です。GTX1650を組みわせていますので、ライトゲーム、動画編集、RAW現像などを楽しめます。コンパクトで場所の移動も簡単ですし、友達の家に持っていくなんていう離れ業も可能!価格も12万円台~と良心的です。
ドスパラ Lightning AH5
CPU | Ryzen 5 3500 |
メモリ | 8GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
税別6万円台で専用グラフィックまで搭載してしまった激安ゲーミングPCです。とにかくコストを抑えてパソコンが欲しいという人におすすめで、カスタマイズベースやサブパソコンとして使うのも悪くないでしょう。
DAIV X7
CPU | Core i9 10900X |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce GTX 1650 SUPER |
ストレージ | 256GB NVMe SSD |
今回紹介する中でも最も性能が高いDAIV X7です。Core i9を搭載しており安定的な動作には信頼がおけます。継続的にRAW現像を行う人や、イラスト、漫画などの用途にも向いています。ストレージ容量が少ないのでカスタマイズで増量してあげましょう。
まとめ
・GeForce GTX1650はフルHD解像度を扱うには十分な性能!
・旧モデルからの進化は感じる!買い替えを検討するのもあり!
・GTX1650SUPERはミドルクラス並みの性能!
GTX1650は価格が上がってしまったりと少々残念な部分はあるものの、旧モデルよりも確実に進化を感じるグラフィックです。GTX1050やGTX1050Tiでちょっと不足していた面をカバーできるといった点でもポイントは高いかと思います。
デスクトップの場合だとグラボ単体での交換も可能なので、GTX1650SUPERへの交換もありです。さらにスコアを向上させたいならGTX1660あたりも検討していきましょう!
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