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DAIV 4N(2021)をレビュー!軽量モバイルノートは外出時のRAW現像やクリエイト作業におすすめ

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※2021年モデルが登場したので修正しました

マウスコンピューター様よりクリエイター向けのDAIV 4Nシリーズをお借りしました。

従来モデルからデザインを一新し、CPUやグラフィックが強化されたことでパフォーマンスを高めています。従来モデルはモバイル優先でややパフォーマンスは控え気味なところもありましたが、現行機はパワフルに動作する印象です。14型のディスプレイは色再現にも優れ、RAW現像をはじめとするクリエイト作業にも最適です。

それではDAIV 4Nをレビューしていきます。各ベンチソフトの結果や、実際にRAW現像にかかった時間なども掲載していますので参考にして下さい。

DAIV 4Nシリーズの性能

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公式HP:https://www.mouse-jp.co.jp/

マウスコンピューターのDAIV 4Nシリーズは、DAIVのラインナップの中でも軽量なモデルです。Core i7-1165G7×GTX1650Tiの組み合わせなので、写真や動画編集、ライトゲームまで幅広くこなせます。バッテリー駆動時間が11時間と長く、モバイル先での長時間の作業にも耐えられるでしょう。

軽いから積極的に持ち出せますし、外出先でもタフな作業が可能となれば魅力的に感じる人は少なくないでしょう。メーカー側の発表によれば、NTSC比 約72%液晶(参考値 sRGB比換算 約102%に相当)により精度の高い色調確認が可能とのこと。プロフェッショナルな領域はきびしいですが、WEBコンテンツや趣味の写真編集には問題ないレベル。実際に映像を見ても発色がよく不満は感じません。

まずは従来モデルとのちがいをおさらいしてみましょう。

DAIV 4N(2020)との違い

  • CPUがCore i7-10510U→Core i7-1165G7に性能UP
  • グラボがMX250→GTX1650Tiに性能UP
  • 1.13kg→1.43kg ちょっと重たくなった
  • 駆動時間が12時間→11時間に減った
  • 139,800→144,800円になった

全体的に性能がアップしており、クリエイト作業がより快適になっていることは言うまでもありません。その代わりと言ってはなんですが駆動時間が短く、重量は重たくなっています。

価格に関しては5千円アップしていますが、パフォーマンスを強化したのにこの差額で収まっているのは頑張っている印象です。期間限定のセール対象にでもなればお買い得感は増すでしょう。→マウスコンピューター セールページ(公式)

1kgを切るモバイルノート「DAIV 4P」と、スタンダードクラスの「DAIV 5P」の間を埋めるようなモデルとなっています。

DAIV 4Nの基本構成

CPU:Core i7-1165G7
GPU:GeForce GTX1650Ti
メモリ:16GB
SSD:512GB SSD
税込価格:159,280円
詳細:公式サイトをチェックする
※構成は記事執筆時の内容で、変更になる可能性があります。

もちろんカスタマイズにも対応していますので、メモリを増やしたり、ストレージ容量を増やしたりと好みのマシンに仕上げることも可能です。

パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。

CPU Core i7-10510Uの性能

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搭載されているCPUは第11世代のCore i7-1165G7です。4コア8スレッドのCPUで、通常は2.8GHzで動作し、負荷がかかった時にはオーバーブーストで最大4.7GHzまでオーバークロックします。

名称 スコア クロック(OB) コア(スレッド)数 TDP
Core i7-1165G7 10590 2.8GHz(4.7GHz) 4コア8スレッド 15W
Core i7-10510U 8084 1.8GHz(4.9GHz) 4コア8スレッド 15W
Core i7-10750H 12573 2.6GHz(5.0GHz) 6コア12スレッド 45W

Core i7-1165G7は、モバイルノートなどの小型パソコンによく採用されているCPUです。消費電力が小さいので、バッテリーのもちが良くなるといったメリットがあります。逆にパフォーマンスは落ちる傾向にありましたが、スコアは10000を超えているのでクリエイト系の作業もかなり快適になりました。

従来モデルに搭載されていたCore i7-10510Uと比較すると、Core i7-1165G7が約30%もスコアが高くなっている点も見逃せません。

CPU-Zによるベンチマークスコア

CPU-Zによるスコアは以下の通りです。

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 CPU シングルスレッド マルチスレッド
Core i7-1165G7 469.3 2258.2
Core i7-10510U 402.8 1411.0
Core i7-10750H 503.1 3169.5

シングルスレッドのスコアが469.3、マルチスレッドが2258.2となりました。

従来モデルよりシングルスコアが約16%、マルチスコアが約60%も向上しています。

ただし同CPUを採用しているDAIV 4Pは、シングルスレッド613.7、マルチスレッド2788.8です。ちょっと無視できないほど差がついてしまっているので、何度かテストをしなおしたのですがこの傾向は変わらず。

DAIV 4NにGTX1650Tiを搭載してるので、バッテリーをもたせるために何らかのチューニングを施しているのかもしれません。CPU性能はあらゆるテスト結果に影響してくるので、少し嫌な予感がします。

CINEBENCH R20によるベンチマークスコア

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CINEBENCH R20スコアは、シングル520で、マルチ1295でした。申し分ないシングルスレッドのスコアで、マルチスコア的には控えめな印象です。

 CPU シングル マルチ
Core i7-1165G7(4N) 520 1295
Core i7-1165G7(4P) 569 2315
Core i7-10510U 474 1534
Core i7-10750H 471 2566

気がかりすぎるのは、ここでもDAIV 4Pにかなり差をつけられており、特にマルチスコアにいたっては倍近いスコア差になっています・・・

実行速度を見るために、RAW現像や動画編集のテストもこの後に行っていきますが、そこでどのような結果になってくるのか注目です。ここで差をあけられるようなら少し考えなければなりません。

ストレージ性能

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Cドライブは512GBの大容量かつ爆速のNVMe M.2 SSDです。Readで2000MB/sを超える速度を見せてくれました。メインストレージでこれだけ高性能なSSDが搭載されていれば、あらゆる面で快適性を得ることができます。

キビキビとした動作は使っていて本当に気持ちよかったですね。

SSDHDDどちらを選ぶ?性能を比較してみた

GeForce GTX1650Tiのグラフィック性能・ゲームスコア

DAIV 4Nに搭載されているグラフィックはGeForce GTX1650Tiです。従来のMX250だと補助的な意味合いが強かったですが、GTX1650Tiなら描画性能もしっかりしてくるのでゲームや動画編集に期待がもてます。

参考までに、PassMark社の公開しているスコアをどうぞ。

GPU スコア
GeForce MX250 2562
Intel Iris Xe(4P)
2884
GeForce GTX1650Ti 7466

MX250の2562に対してGTX1650Tiは7466と、3倍近く高性能化しているのがわかります。さんざんCPUテストで泣かされてきたDAIV 4PはIris Xeグラフィックスです。ゲームや動画編集で使うならDAIV 4Nに分がありそうです。

ゲームのベンチマーク(FF15)

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GPU 設定 スコア
GTX1650Ti 1920×1080(標準品質) やや快適(5137)
MX250 1280×720(軽量品質) 普通(3508)
Intel Iris Xe 1280×720(軽量品質) 普通(3891)

重量級タイトルで有名なFF15でテストを行ったところ、フルHD標準設定で「やや快適」という結果を得られました。これだけのスコアが出せるなら、設定次第でほとんどのゲームは動くでしょう。

従来モデルのMX250や、DAIV 4Pクラスでは、1280×720解像度でやっと・・ということを考えると、格のちがいを見せつけた結果になります。少しだけほっとしました(笑)

RAW現像にかかる時間は?

150枚(5GB)のRAWデータを一括変換した時にかかった時間は「7分11秒」でした。従来モデルよりもかなり快適性が高まった印象です。

現像に使ったソフトは無料ソフトの「RawTherapee」で、JPEG品質は90%、高画質での変換です。このソフトはかなり重たいのですが、画像の表示も速く、編集を当てても一瞬なので快適でした。

参考までに過去のテスト結果をご紹介します。

CPU 処理時間
Core i7-1165G7(4N) 7分11秒
Core i7-1165G7(4P) 5分17秒
Core i7-10510U 8分45秒
Core i7-10750H 5分10秒

RAW現像の書き出し時間は及第点で、Core i7-10510Uを搭載した従来モデルよりも約1分30秒も処理を短縮化しています!

しかしと言うかやはりと言うべきか、DAIV 4Pにかなり差をつけられてしまっています。同じCore i7-1165G7を搭載しているのにどうして?という感じが拭えません。RAW現像が目的で、動画編集やゲームをしないなら、DAIV 4Pを選択するほうが賢いかもしれませんね。重量も1kgを切る軽さです・・・→DAIV 4Pレビュー

動画の書き出しにかかる時間は?

使用した動画編集ソフトはResolveです。

4K動画(24P)約5分間の映像のレンダリングにかかった時間は、約16分40秒でした。データ容量は3.67GBです。

書き出しの条件は以下の通りです。

レンダー設定

・フォーマットはMP4
・コーデックはH.264
・解像度は3840×2160
・フレームレートは24
・品質は最高品質

Core i7-10510U×MX250でも、約16分かかっていたことを考えると、このテストはDAIV 4Nシリーズには厳しすぎたのかもしれません。4K動画を扱うのは現実的じゃないと言わざるを得ないし、フルHDの動画編集でなんとかこなす印象です。

動画編集はCPUだけでなくグラボの性能や冷却性などの総合力が問われるので、15型クラスを選んでおくほうが無難でしょう。

>>DAIV 5Pシリーズレビュー(GTX1650搭載でFHD動画編集におすすめ)
>>DAIV 5Nシリーズレビュー(RTX3060搭載で4K動画編集に対応)

パソコンはうるさい?静音性は?

DAIV 4Nを使っていて感じたのが、指先を近づけると空気の流れを感じるほどファンがしっかりまわるということです。そのため負荷のかかる作業では、小さな掃除機でも回しているような音がします。静音性という意味では、ちょっと期待には添えないかもしれませんね。

出荷は遅い?どれくらいで到着するの?

DAIV 4Nの出荷予定日はだいたい「注文が確定してから3日程で出荷」です。これはカスタマイズをした場合でも変わりません。

注意

当日15時までに注文が確定した場合の目安で、土日祝は注文が確定されません。早く手元にパソコンが欲しい場合は注意しましょう。

DAIV 4N(2021)を開封!

性能面の話が続きましたが、ここからは外観やデザインなどを含めて使ってみた感想に移りたいと思います。

カラーリング変更でスタイリッシュに!

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DAIV 4N(2021)シリーズは、従来のブラックからブルーとシルバーが混ざったようなカラーリングに変更。アイシクルブルーといった感じでしょうか(笑)

従来モデルから多少重量はアップしてしまいましたが、カバンに入れたり、抱え込んでしまうと重量感はあまり気になりませんでした。モバイル性が極端に落ちたってこともないですね。

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カフェでこのカラーのパソコン開けてるだけで「出来る人」を演出できそう。男性だけでなく女性やビジネスシーンでも使えるモデルだと思います。

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背面には2基のファンが見えます。こいつがガンガン空気を吸い込んでくれるので、冷却性は悪くない印象です。

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ACアダプターはコンパクトで、重量は400g強といったところ。専用グラフィックを搭載して、このサイズに収まっているのは優秀だと思います。

ディスプレイの品質が良く、編集作業がはかどる

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NTSC比 約72%液晶(参考値 sRGB比換算 約102%に相当)は、写真や動画の視聴に最適です。あきらかに色の鮮やかさや、濃さ、グラデーションの美しさを感じます。人肌の赤みがわかったり、空や海の青さがより美しかったりと眼を楽しませてくれます。

14型クラスで高品質なディスプレイを搭載したモデルはそう多くないので、この点はかなり評価できると思います。

ベゼルレスでスッキリしているのも、最近のモデルっぽくて好印象です。

DAIV 4Nのインターフェース

・カードリーダー(UHS-1)
・HDMI
・Thunderbolt 4
・USB3.0×2 (Type-A/ 右側面×1、左側面×1)
・USB3.1×1(Type-C/ 右側面×1)
・ネットワーク×1 (1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(RJ-45) / 左側面×1)
・ヘッドセット等

インターフェースはThunderboltに対応し40Gbpsを超える高速通信が可能になりました。またSDカードスロットがあるのも助かります。この辺もしっかりと進化させてきている点は見事ですよね。

次世代の超高速規格 Wi-Fi6 に対応

より高速なインターネット環境を提供してくれるWi-Fi6に対応。従来よりも約5倍高速な通信が可能になりました。Wi-Fi6に対応したルーターも増えてきていますし、デバイスを複数接続してもスムーズなので意外と無視できないポイントだったりします。

DAIV 4Nのキーボード

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キーボードは自然な配列で 、それぞれのキーが小さく、隙間が空いているので誤タッチは少なかったです。タッチパッドも大きくて作業性は悪く有りませんでした。

DAIV NG4300 キーボード

こちらはDAIV 4Nの従来モデルのキーボードですが、個人的にはこっちのほうが好みだったかもしれません。

DAIV 4Nはこんな人におすすめ

おすすめな人
  • 野外活動中心のクリエイター
  • 性能よりもフットワークを重視したい方
  • 小さくてGPU搭載のノートPCが欲しい方
  • モバイル用のサブパソコンが欲しい方

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DAIV 4Nの感想まとめ

DAIV 4N(2021)シリーズは、軽量なモバイルPCとしては処理能力が高く、専用グラフィック搭載による後押しもある点は魅力的です!従来モデルからしっかりと性能が引き上げられており、モバイル環境でしっかりと作業出来るようになったと感じました。

一方で現行ナインナップと比較すると、伸び切らないCPU性能は気がかりで、動画編集能力においても決して高くはありません。他のモデルを勧めたくなるようなシーンがあったのは事実です。そこそこ軽量で、そつなく処理をこなすのがDAIV 4Nの美点でしょう。パフォーマンス面だけでの勝負は厳しいですが、全体的な取り回しの良さという点で評価すべきモデルでしょう。

・軽さ重視、写真編集がメインなら→DAIV 4P
・動画編集もしっかりしたい→DAIV 5P
・軽さも性能も捨てられない→DAIV 4N

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