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DAIV 4N(2022)をレビュー!軽量モバイルノートは外出時のRAW現像やクリエイト作業におすすめ

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※2022年モデルが登場したので修正しました

マウスコンピューターよりクリエイター向けのDAIV 4Nシリーズをお借りしました。

従来モデルからデザインを一新し、CPUやグラフィックが強化されたことでパフォーマンスを高めています。従来モデルはモバイル優先でややパフォーマンスは控え気味なところもありましたが、現行機はパワフルに動作する印象です。14型のディスプレイは色再現にも優れ、RAW現像をはじめとするクリエイト作業にも最適です。

それではDAIV 4Nをレビューしていきます。各ベンチソフトの結果や、実際にRAW現像にかかった時間なども掲載していますので参考にして下さい。

DAIV 4Nシリーズの性能

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公式HP:https://www.mouse-jp.co.jp/

マウスコンピューターのDAIV 4Nシリーズは、DAIVのラインナップの中でも軽量なモデルで専用グラフィックを搭載しているのが特徴です。Core i7-1260P×GTX1650の組み合わせなので、写真や動画編集、ライトゲームまで幅広くこなせます。バッテリー駆動時間が10時間と長めで、モバイル先での長時間の作業にも耐えられるでしょう。

軽いから積極的に持ち出せますし、外出先でもタフな作業が可能となれば魅力的に感じる人は少なくないでしょう。メーカー側の発表によれば、sRGB100%の広い色域をもつため、より精度の高い編集作業が可能とのこと。プロフェッショナルな領域はきびしいですが、WEBコンテンツや趣味の写真編集には問題ないレベル。実際に映像を見ても発色がよく不満は感じません。

まずは従来モデルとのちがいをおさらいしてみましょう。

DAIV 4N(2021)との違い

  • CPUがCore i7-1165G7→Core i7-1260Pに性能UP
  • グラボがGTX1650Ti→GTX1650にスペックダウン
  • 1.43kg→1.44kg ちょっと重たくなった
  • 駆動時間が11時間→10時間に減った
  • 144,800→199,800円になった

CPU性能がアップしており、クリエイト作業がより快適になっていることは言うまでもありません。その変わりと言ってはなんですが駆動時間が短く、重量はやや重たくなり、価格も一気にアップしてしまいました。

価格に関しては5万円ほどアップしていますが、昨今の事情からじわりじわりと値段があがりつつありました。実際の差はもう少し小さくなるものの、それでも高いなという印象はぬぐえません。期間限定のセールを使うなど賢く検討する必要性が増しています。→マウスコンピューター セールページ(公式)

DAIVランナップ的には、1kgを切るモバイルノート「DAIV 4P」と、スタンダードクラスの「DAIV 5P」の間を埋めるようなモデルとなっています。

DAIV 4Nの基本構成

CPU:Core i7-1260P
GPU:GeForce GTX1650
メモリ:16GB
SSD:512GB SSD
税込価格:199,800円
詳細:公式サイトをチェックする
※構成は記事執筆時の内容で変更になる可能性があります。

もちろんカスタマイズにも対応していますので、メモリを増やしたり、ストレージ容量を増やしたりと好みのマシンに仕上げることも可能です。

パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。

CPU Core i7-1260Pの性能

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搭載されているCPUは第11世代のCore i7-1165G7です。4コア8スレッドのCPUで、通常は2.8GHzで動作し、負荷がかかった時にはオーバーブーストで最大4.7GHzまでオーバークロックします。

名称 スコア クロック(OB) コア(スレッド)数 TDP
Core i7-1260P 17203 2.1GHz(4.7GHz) 12コア16スレッド 28W
Core i7-1165G7 10590 2.8GHz(4.7GHz) 4コア8スレッド 15W
Core i7-10510U 8084 1.8GHz(4.9GHz) 4コア8スレッド 15W
Core i7-10750H 12573 2.6GHz(5.0GHz) 6コア12スレッド 45W

Core i7-1260Pは、モバイルノートなどの小型パソコンによく採用されているCPUですが非常に高性能です。Core i7-1165G7と比較してもコア数が3倍になっており、性能面の期待はもてそうです。性能が上がっている分、TDPも高めでバッテリーのもちが悪くなるといったデメリットもあります。公表値で11時間→10時間なので影響はそこまででもなさそうですが・・・

従来モデルに搭載されていたCore i7-1165G7と比較すると、Core i7-1260Pが約60%もスコアが高くなっている点も見逃せません。

CPU-Zによるベンチマークスコア

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 CPU シングルスレッド マルチスレッド
Core i7-1260P 565.4 3563.2
Core i7-1165G7 469.3 2258.2
Core i7-10510U 402.8 1411.0
Core i7-10750H 503.1 3169.5

シングルスレッドのスコアが565.4、マルチスレッドが3563.2となりました。

従来モデルよりシングルスコアが約20%、マルチスコアが約58%も向上しています。

ただし同CPUを採用しているDAIV 4Pは、シングルスレッド641.8、マルチスレッド4709.8です。ちょっと無視できないほど差がついてしまっているので、何度かテストをしなおしたのですがこの傾向は変わらず。

DAIV 4NにGTX1650を搭載してるので、バッテリーをもたせるために何らかのチューニングを施しているのかもしれません。CPU性能はあらゆるテスト結果に影響してくるので少し嫌な予感がします。

CINEBENCH R20によるベンチマークスコア

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CINEBENCH R20スコアは、シングル574で、マルチ2159でした。

 CPU シングル マルチ
Core i7-1260P(4N) 574 2159
Core i7-1165G7(旧4N) 520 1295
Core i7-1260P(4P) 615 3407
Core i7-10510U 474 1534
Core i7-10750H 471 2566

気がかりすぎるのは、ここでもDAIV 4Pにかなり差をつけられており、特にマルチスコアにいたっては1.5倍近い差になっています・・・

実行速度を見るために、RAW現像や動画編集のテストもこの後に行っていきますが、そこでどのような結果になってくるのか注目です。ここで差をあけられるようなら少し考える必要が出てくるでしょう。

ストレージ性能

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ストレージは512GBのNVMe M.2 SSDです。Readで2500MB/sを超える速度を見せてくれました。これだけ高性能なSSDが搭載されていれば、あらゆる面で快適性を得ることができます。キビキビとした動作は使っていて本当に気持ちよかったですね。

SSDHDDどちらを選ぶ?性能を比較してみた

GeForce GTX1650のグラフィック性能・ゲームスコア

DAIV 4Nに搭載されているグラフィックはGeForce GTX1650です。マイナーチェンジで少しグレードが下がってしまいましたが、どの程度影響しているか見ていきましょう。

ゲームのベンチマーク(FF15)

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GPU 設定 スコア
GTX1650 1920×1080(標準品質) やや快適(5046)
GTX1650Ti 1920×1080(標準品質) やや快適(5137)
MX250 1280×720(軽量品質) 普通(3508)
Intel Iris Xe 1280×720(軽量品質) 普通(3891)

重量級タイトルで有名なFF15でテストを行ったところ、フルHD標準設定で「やや快適」という結果を得られました。これだけのスコアが出せるなら設定次第でほとんどのゲームは動くでしょう。

従来モデルと比較しても差は小さく、スペックダウンによる影響は気にしなくても良いほどだと感じます。ただしFF15はCPU性能でも割とスコアが変わるため、他のゲームだとよりグラボの影響は大きくなる可能性はあります。とは言え、劇的にフレームレートが変わるとか、遊べるゲームが変わってくるようなことはないかと思います。

RAW現像にかかる時間は?

150枚(5GB)のRAWデータを一括変換した時にかかった時間は「7分11秒」でした。従来モデルよりもかなり快適性が高まった印象です。

現像に使ったソフトは無料ソフトの「RawTherapee」で、JPEG品質は90%、高画質での変換です。このソフトはかなり重たいのですが、画像の表示も速く、編集を当てても一瞬なので快適でした。

参考までに過去のテスト結果をご紹介します。

CPU 処理時間
Core i7-1260P 5分48秒
Core i7-1165G7(旧4N) 7分11秒
Core i7-1260P(4P) 4分27秒
Core i7-10510U 8分45秒
Core i7-10750H 5分10秒

RAW現像の書き出し時間は及第点ですが、同じCPUを採用したDAIV 4Pにかなり差をつけられてしまっています。同じCore i7-1260Pを搭載しているのにどうして?という感じが拭えません。

RAW現像が目的かつ動画編集やゲームをしないなら、DAIV 4Pを選択するほうが賢いかもしれませんね。重量も1kgを切る軽さです・・・→DAIV 4Pレビュー

動画の書き出しにかかる時間は?

使用した動画編集ソフトはResolveです。

4K動画(24P)約5分間の映像のレンダリングにかかった時間は、約8分44秒でした。データ容量は3.67GBです。

書き出しの条件は以下の通りです。

レンダー設定

・フォーマットはMP4
・コーデックはH.264
・解像度は3840×2160
・フレームレートは24
・品質は最高品質

従来モデルの半分近い時間で処理を完了しているのは前向きになれる結果だと思います。ただし高解像データ編集はスペック不足感が否めませんので、フルHDクラスの動画編集にとどめておくのが無難でしょう。

動画編集はCPUだけでなくグラボの性能や冷却性などの総合力が問われるので、15型クラスを選んでおくほうが無難でしょう。

>>DAIV 6Pシリーズレビュー(RTX3050搭載でFHD動画編集におすすめ)
>>DAIV 5Nシリーズレビュー(RTX3060搭載で4K動画編集に対応)

パソコンはうるさい?静音性は?

DAIV 4Nを使っていて感じたのが、指先を近づけると空気の流れを感じるほどファンがしっかりまわるということです。そのため負荷のかかる作業では、小さな掃除機でも回しているような音がします。静音性という意味では、ちょっと期待には添えないかもしれませんね。

出荷は遅い?どれくらいで到着するの?

DAIV 4Nの出荷予定日はだいたい「注文が確定してから3日程で出荷」です。これはカスタマイズをした場合でも変わりません。

注意

当日15時までに注文が確定した場合の目安で、土日祝は注文が確定されません。早く手元にパソコンが欲しい場合は注意しましょう。

DAIV 4Nを開封!

性能面の話が続きましたが、ここからは外観やデザインなどを含めて使ってみた感想に移りたいと思います。筐体は従来モデルと共通ですので、過去の写真を再度掲載しています。

カラーリング変更でスタイリッシュに!

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DAIV 4Nシリーズは、従来のブラックからブルーとシルバーが混ざったようなカラーリングに変更。アイシクルブルーといった感じでしょうか。

従来モデルから多少重量はアップしてしまいましたが、カバンに入れたり、抱え込んでしまうと重量感はあまり気になりませんでした。モバイル性が極端に落ちたってこともないですね。

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カフェでこのカラーのパソコン開けてるだけで「出来る人」を演出できそう。男性だけでなく女性やビジネスシーンでも使えるモデルだと思います。

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背面には2基のファンが見えます。こいつがガンガン空気を吸い込んでくれるので、冷却性は悪くない印象です。

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ACアダプターはコンパクトで、重量は400g強といったところ。専用グラフィックを搭載して、このサイズに収まっているのは優秀だと思います。

ディスプレイの品質が良く、編集作業がはかどる

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sRGB比換算 約100%の液晶モニターを採用しており、写真や動画の視聴に最適です。あきらかに色の鮮やかさや、濃さ、グラデーションの美しさを感じます。人肌の赤みがわかったり、空や海の青さがより美しかったりと眼を楽しませてくれます。

ベゼルレスでスッキリしているのも、最近のモデルっぽくて好印象です。

DAIV 4Nのインターフェース

・カードリーダー(UHS-1)
・HDMI
・Thunderbolt 4
・USB3.0×2 (Type-A/ 右側面×1、左側面×1)
・USB3.1×1(Type-C/ 右側面×1)
・ネットワーク×1 (1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T(RJ-45) / 左側面×1)
・ヘッドセット等

インターフェースはThunderbolt 4に対応し40Gbpsを超える高速通信が可能になりました。またSDカードスロットがあるのも助かります。

次世代の超高速規格 Wi-Fi6 に対応

より高速なインターネット環境を提供してくれるWi-Fi6に対応。従来よりも約5倍高速な通信が可能になりました。Wi-Fi6に対応したルーターも増えてきていますし、デバイスを複数接続してもスムーズなので意外と無視できないポイントだったりします。

DAIV 4Nのキーボード

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キーボードは自然な配列で 、それぞれのキーが小さく、隙間が空いているので誤タッチは少なかったです。タッチパッドも大きくて作業性は悪く有りませんでした。

DAIV NG4300 キーボード

こちらはDAIV 4Nの従来モデルのキーボードですが、個人的にはこっちのほうが好みだったかもしれません。

DAIV 4Nはこんな人におすすめ

おすすめな人
  • 野外活動中心のクリエイター
  • 性能よりもフットワークを重視したい方
  • 小さくてGPU搭載のノートPCが欲しい方
  • モバイル用のサブパソコンが欲しい方

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DAIV 4Nの感想まとめ

DAIV 4Nシリーズは、軽量なモバイルPCとしては処理能力が高く、専用グラフィック搭載による後押しもある点が魅力的です!従来モデルからしっかりと性能が引き上げられており、モバイル環境でしっかりと作業出来るようになったと感じました。

一方で同社別モデル(DAIV 4P)と比較すると、伸び切らないCPU性能は気がかりです。そこそこ軽量で、そつなく処理をこなすのがDAIV 4Nの美点でしょう。パフォーマンス面だけでの勝負は厳しいですが、全体的な取り回しの良さという点で評価すべきだと思います。

・軽さ重視、写真編集がメインなら→DAIV 4P
・動画編集もしっかりしたい→DAIV 5P
・軽さも性能も捨てられない→DAIV 4N

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