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raytrek 4CZFをレビュー!第13世代Core i9の性能が光るハイスペックモデル

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ドスパラが販売するクリエイター向けパソコンの「raytrek 4CZF」をレビューします。(機材貸出元:株式会社サードウェーブ)

第13世代インテル Core i9-13900KF×GeForce RTX4070を採用し、高解像データ編集も快適に行えるデスクトップパソコンです。RAW現像、動画編集はもちろん、描画性能をいかしてオンラインゲームに興じるのも良いでしょう。ケースデザインも一新され、目新しさ満載のモデルの実力をチェックしていきましょう。

各ベンチソフトの結果や、実際にRAW現像にかかった時間などを含めて解説していきます。


raytrek 4CZF レビュー

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公式HP:https://www.dospara.co.jp

ドスパラのraytrek 4CZFは、クリエイター向けモデルとして販売されています。

Core i9-13900KFを採用していることからわかるようにクリエイター向けモデルとしては上位的な立ち位置のモデルです。グラボも最新のGeForce RTX4070なのが特徴です。このクラスの性能になってくれば、パソコンを使うほとんどの作業は快適と言っても過言ではありませんし、性能を考えるとお値段も納得感があるような気はします。

パフォーマンスをいかして高解像データ編集などのプロレベルの作業も対応可能。パソコンと言えばゲーミングモデルに注目が集まりがちですが、クリエイト向けモデルも捨てたもんじゃありません。これまでよりも高いレベルに挑戦したいというユーザーに是非使ってもらいたいですね。

raytrek 4CZF スペック

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OS Windows 11 Home
CPU Core i9-13900KF
グラフィックス GeForce RTX 4070
メモリ 32GB
SSD 1TB SSD
電源 750W 電源 (80PLUS GOLD)
サイズ 216(幅)×486(奥行き)×493(高さ) mm
重量 約17kg

パーツの話がピンとこない方は、下記の参考記事をご覧ください。基本的なことが理解してもらえるはずです。

raytrek 4CZF 外観チェック

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raytrekのデスクトップパソコンは「クリエイターのために作られたモデル」です。実際に使ってみると、クリエイターの想像力を形にするための快適性、性能を継続的に発揮できる安定性、静音性など、こだわりが感じられました。

新デザインになったことでカラーリングもシルバーへと変更。場になじむフォルムと曲線を生かしたデザインで近未来感がある印象を受けました。

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ただデザインが変わっただけでなく使い勝手の面でも大きく変更がありました。特に冷却性に関しては「こだわっているな」という印象を受けました。フロント部には14cmファンを2基、天面に3基、背面に1基と最大で6基のファンで効率的に排熱が行えるようになっています。本機はトップに240mm水冷クーラーを採用しており冷却性にも期待がもてます。

メッシュ加工になっている箇所が多いので、継続的に冷やすというメリットもありそうです。しかも意外とうるさくなかったのは好印象です。むしろ静かだと感じるほどです。

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前面からアクセスする箇所には傾斜が設けられ、USBデバイスの抜き差しが簡単にできるようになっています。電源ボタンはレバー式のようになっているのもユニークでした。個人的な希望ですがケースが変わったタイミングでType-Cもフロント側に設置してくれてたらありがたかった・・・

raytrek 4CZF インターフェース

前面:USB3.0 x2
背面:USB 2.0 ×4 、USB 3.2 Gen1 ×2 、USB 3.2 Gen2 Type-A ×1 、USB 3.2 Gen2x2 Type-C ×1
映像出力:HDMI ×1 、DisplayPort ×1 ※グラフィックボードを搭載しているモデルは、こちらの端子は使用しません。
前面サウンド端子:音声入出力端子(3.5mm(CTIA)ジャック)

性能チェック

CPU Core i9-13900KFの性能

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搭載されているCPUは、第13世代のCore i9-13900KFです。24コア32スレッドという超がつくほど強力なパフォーマンスを発揮!これまでのCPUを完全に過去のモノにしてしまっています。

名称 スコア クロック(OB) コア(スレッド)数 TDP
Core i9-13900KF 59581 P:3.0GHz(5.8GHz)
E:2.2GHz(4.3GHz)
24コア32スレッド
(P:8コア/E:16コア)
125W
Core i7-13700F 39354 P:2.1GHz(5.2GHz)
E:1.5GHz(4.1GHz)
16コア24スレッド
(P:8コア/E:8コア)
65W
Core i7-12700 31122 P:2.1GHz(4.9GHz)
E:1.6GHz(3.6GHz)
12コア20スレッド
(P:8コア/E:4コア)
65W
Ryzen 9 7950X 63638 4.5GHz(5.7GHz) 16コア32スレッド 170W
Ryzen 7 7700X 36456 4.5GHz(5.4GHz) 8コア16スレッド 105W
Ryzen 7 5800X 28493 3.8GHz(4.7GHz) 8コア16スレッド 105W

PASSMARKの公開データによると「Core i9-13900KFは59581」です。同じ第13世代Core i7か1.5倍近いスコアで、ライバルのRyzen 9 7950Xに若干劣るスコアではあるものの消費電力の点では有利です。

第12世代以降のCPUは飛躍的に処理能力が高まっていますので乗り換えのタイミングとしても割とおすすめです。

CPU-Z

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 CPU シングルスレッド マルチスレッド
Core i9-13900KF 894.8 16809.0
Core i7-13700F 815.7 11231.6
Core i7-12700 782.5 9021.6
Core i5-12400 703.6 5007.6
Core i7-11700 659.1 6127.0
Ryzen 7 5800X 669.4 6739.4
Ryzen 5 5600X 645.4 4873.0

シングルスレッドのスコアが894.8、マルチスレッドが16809.0となりました。シングル性能もマルチスレッドも非常に高いスコアです。

CINEBENCH R20

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CPU シングル マルチ
Core i9-13900KF 860 14371
Core i7-13700F 777 7407
Core i7-12700 733 6215
Core i5-12400 659 4724
Core i7-11700 592 3788
Ryzen 7 5800X 621 5993
Ryzen 5 5600X 599 4233

CINEBENCH R20のスコアはシングルで860、マルチで14371となりました。スコアを見てもわかるように桁違いのパワーを発揮しています・・・すごい。。

SSD転送速度

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ストレージはNVMe Gen4 SSDで、読込速度は最大で6700MB/s程度です。転送速度は申し分なく、容量も1TBでメインストレージとしても余裕があります。これにHDDをカスタマイズで追加してやるとデータ保存に困ることはないはずです。

SSDHDDどちらを選ぶ?性能を比較してみた

GeForce RTX4070のグラフィック性能・ゲームスコア

raytrek 4CZFに搭載されているグラフィックはGeForce RTX4070です。

ミドルハイあたりのグラフィックなので、重量級のデータも快適になってきます。4K動画編集やVR、最新ゲームの世界を堪能するにも最適です。

FF15(重たいゲーム)のベンチマーク

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モデル 設定 結果
raytrek 4CZF
(RTX4070)
3840×2160(標準品質) 快適(8408)
1920×1080(標準品質) 非常に快適(22301)
raytrek 4CXFi
(RTX4070Ti)
3840×2160(標準品質) とても快適(10375)
1920×1080(標準品質) 非常に快適(19961)
raytrek 4CXVi
(RTX3060Ti)
3840×2160(標準品質) やや快適(5794)
1920×1080(標準品質) 非常に快適(15384)
raytrek XF
(RTX3070)
3840×2160(標準品質) 快適(6469)
1920×1080(標準品質) 非常に快適(17097)

重量級タイトルのFF15ですが、RTX4070なら「4K解像度で快適」という結果になります。ゲーミング性能を求める人にも満足できるスコアだと思います。

RTX4070Tiと比較すると4Kでは約20%ほど低いスコアですが、フルHDではスコアが伸びています・・・ちょっと不思議な現象ですがフルHDクラスにとどまるグラボでもないので、あまり気にする必要はないと思います。

ただしRTX3000番台と比較するとコスパはどうしても悪くなってしまいます。フルHDクラスで十分だという人や、コスパよくゲームを楽しみたいならRTX3060Ti、RTX3070あたりも悪い選択ではありません。

RAW現像にかかる時間は?

約150枚(5GB)のRAWデータを一括変換した時間を計測しました。

CPU 50枚 150枚
Core i9-13900KF 56秒 2分51秒
Core i7-13700F 1分10秒 3分28秒
Core i9-12900 3分10秒
Core i7-12700 3分30秒
Core i5-12400 4分06秒
Ryzen 7 5800X 3分46秒
Ryzen 5 5600X 3分55秒

データ処理にかかった時間は、50枚で56秒でした。はっきり速いと体感できるレベルですし、プロの現場でも活躍が期待できるんじゃないでしょうか。RAW現像が導入の目的なら良い買い物になると思います。

動画の書き出しにかかる時間は?

動画編集ソフトはResolveを使って書き出し時間をテストします。

書き出しの条件は以下の通り。

レンダー設定

・フォーマットはMP4
・コーデックはH.264
・解像度は3840×2160
・フレームレートは24
・品質は最高品質

構成 処理時間
Core i9-13900KF×RTX4070 1分42秒
Core i7-13700KF×RTX4090 2分02秒
Core i7-13700KF×RTX4080 2分06秒
Core i7-13700F×RTX4070Ti 2分55秒
Core i7-13700F×RTX3060Ti 2分54秒
Core i9-12900KF×RTX3080 2分12秒
Core i9-11900K×RTX3070Ti 3分24秒

動画編集能力も非常に高く、4K解像度でも全く負けないパフォーマンスを示してくれました。第11世代あたりになると流石にこの中では物足りない処理時間に見えてしまうので、それ以前のモデルをお使いなら切り替え時期かもしれません。

出荷は遅い?どれくらいで到着するの?

パソコンがいつ手に入るか気になる人も多いでしょう。当モデルは翌日出荷になっていました。これはカスタマイズをした場合でも変わらないのが嬉しいですね。

注意

当日お昼前までに注文が確定した場合の目安になります。必ず公式サイトで出荷日を確認してください。

公式サイト:https://www.dospara.co.jp


 

raytrek 4CZF デメリット

・欲を言えば30万円を切ってほしかった
・RTX3000番台でも十分かも?

正直デメリットと言えわれてもパッと思いつかないくらい完成度の高いモデルだと思います。強いて言うなら30万円以下にしてやるとフリーランスの経費として落としやすいんですけど・・まぁ勝手な言い分にしかすぎません(笑)

作業によってはRTX4000番台はオーバースペックの可能性もあるので、コスパ重視の人はRTX3000番台を検討しても良いのかな?RTX3060搭載の「raytrek MV」であれば16万円台から購入できます。筐体はいたって普通ですがパフォーマンスは侮れないものがあります。

raytrek 4CZFはこんな人におすすめ

おすすめな人
  • パフォーマンス重視の人
  • 高解像データ編集を日常的に行う人
  • プロクオリティーの環境が欲しい人
  • 予算が30万円前後の人

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raytrek 4CZF 感想まとめ

raytrek 4CZFを使って様々なテストを行ってきました。

Core i9-13900KFとRTX4070の組み合わせは、あらゆる作業でしっかりと結果を残せました。RAW現像、動画編集、ゲームなどなにをやらせても強いという印象しかありません。しかも静音性にも優れているし納期も滅茶苦茶早い(翌日出荷)です。目新しさも感じられますし、弱点という弱点がないのも安心ですね

ドスパラは国内生産ですし、万が一の時は実店舗で相談もできるので安心感があります。>>ドスパラのおすすめパソコンをもっと見る

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