近年ますますゲーム業界が盛り上がりを見せています。ついには日本にもゲームで生計をたてるプロが現れたり、e-sportsがオリンピック正式種目に?などなど話題にことかきません。注目度の高まりはそのまま自然にゲームへの興味へと繋がり導線となっていきます。
しかしパソコンでゲームをしたいと言っても性能はピンキリ。「ゲーミングPCはどれを選べば良いかわらかない?」という人も多いのではないでしょうか?そこで今回は「ゲームが快適に遊べるスペックとおすすめのデスクトップパソコン」を紹介したいと思います。
ノートパソコンを検討されている方はこちらの記事へどうぞ→デスクトップに負けない!おすすめゲーミングノートPC
ゲームに必要な性能(スペック)はどれくらいなの?
ゲーミングパソコンの悩ましいところは、カスタマイズも含めて無数に製品があることです。しかもゲームによって推奨スペックが違うので、1つのパソコンに絞ることは困難に思えてきます。
そこで必ずチェックして欲しい項目があります。
- やりたいゲームの推奨スペックをクリアしているか?
- ゲームのベンチマークソフトを使って快適に動くか?
少なくともこの2つはチェックするようにしましょう。この2つをもう少し詳しく解説してみます。
推奨スペックをクリアしているか?
オンラインゲームなどの公式ホームページには、必ずそのゲームを遊ぶのに必要なスペックが記載されています。最低動作環境では快適に遊ぶのが難しい場合もあるので、推奨環境(推奨スペック)と記載されている項目をチェックします。
ここでのコツは、推奨スペックそのままのパーツ構成で購入しないことです。「え?おすすめなのにどうして?」と思うかもしれませんが、推奨スペックは案外物足りない結果になることがあるからです。
最高品質で遊びたくなったときにカクついてしまったり、しばらく遊んで飽きてしまったから他のゲームがしたいという時に性能不足に陥るケースがあるからです。それを回避する意味でも推奨スペックの1〜2ランク上の性能のパーツを選ぶ方が、快適に長くパソコンが使えます。
現時点でGTX1650で推奨スペックをクリアするなら、GTX1660シリーズを購入しておくほうが絶対に後悔は少ないはずです。
中には「ゲーム推奨モデル」をうたったパソコンもあるのでうまく活用しましょう。ゲームの特典を受け取れたり、ゲームが動作しないといったエラーを回避することができます。ゲーム推奨モデルなのに動かなかったら問題ですからね。
ベンチマークソフトで快適に動くか?
オンラインゲームには大抵ベンチマークソフトというのが用意されています。テスト的にソフトを動かすことで、今のパソコンでどれくらい快適に遊べるかがわかります。「快適」や「とても快適」といった具合で評価を教えてくれます。
ベンチマークテストの結果で最高品質を獲得できるか?が1つの目安です。もし仮に普通の評価に止まるのであれば、カクつきやラグは覚悟したほうが良いかもしれません。滑らかな表示にするためのfpsも稼げないでしょう。
「購入前にチェックすることはできないよ?」と思うかもしれませんが、各BTOショップではベンチマークのスコアを公開している場合があります。人気のあるタイトルならほとんど掲載されていますので、参考にすると良いでしょう。
CPU・メモリ・グラフィックの優先順位は?
ゲームをする上で最も大切になるのは、映像の処理を担当するグラフィック(グラボ)です。最優先で予算をかけるようにしましょう。最近のゲームはCPU依存率も上がってきているので、次に大切になるのがCPUです。
メモリは8GBもあるとゲームをするには足りるでしょうが、他にもRAW現像や動画編集などに使いたい場合は16GB以上にしましょう。SSD搭載モデルならPCの立ち上げもソフトの起動もサクサクです。
考え方は色々ですが「Core i5」「8GBメモリ」「GPU搭載」「SSD」あたりが最低ラインだと考えてもらって差し支えないと思います。
グラボは後から追加すればOK?
デスクトップパソコンを選ぶ理由として「拡張性の高さ」があります。後から不足したスペックを補う形でパーツが追加できるという点ですね。しかし個人的には後付けはおすすめできません。
自作PCを何台も組んでいるような自信がある人なら良いでしょうが、相性問題が発生する場合もあります。通常販売されているパソコンは、搭載したパーツで快適に動作するように組まれています。なので後からグラボを足したりすると電源容量が不足したり、物理的に取り付けができない場合だってあるからです。
グラボはどれを選べばいいの?
CPUやマザーボードに搭載されているグラフィック機能は「オンボード」と呼ばれます。独立したグラボと比較すると性能が低いため、ゲームを快適に遊びたいのであれば避けましょう。
以下のようなグラフィックボード(グラボ)は必須だと考えてください。人気があるのはGTX1660〜RTX2070あたりのコスパに優れたグラボです。
【参考:グラボのベンチマーク】
※クリックで、そのグラボが搭載されたおすすめパソコンの紹介ページへと移動します。
GPU | PassMarkスコア |
GeForce RTX3090 | 25611 |
GeForce RTX3080 | 23835 |
GeForce RTX3070 | 21650 |
GeForce RTX3060Ti | 19684 |
GeForce RTX3060 | 16616 |
GeForce RTX2080 SUPER | 19225 |
GeForce RTX2070 SUPER | 18095 |
GeForce RTX2060 SUPER | 16319 |
GeForce GTX1070Ti | 13915 |
GeForce GTX1660Ti | 12803 |
GeForce GTX1660 SUPER | 12705 |
GeForce GTX1660 |
11371 |
GeForce GTX1060 | 10239 |
GeForce GTX1650 SUPER |
9890 |
GeForce GTX1650 |
7895 |
GeForce GTX1050Ti | 6431 |
もし知りたいグラボがないなら下記のリンクから検索してみてください。
そこそこ遊べれば良いという人【GTX1660シリーズ】
これからゲームをやってみたいなという人や、できるだけ安くおさえたい人におすすめなのがGeForce GTX1660シリーズです。(TiやSUPER含む)国内のオンラインゲームのほとんどで快適な動作をします。性能の割に価格も安いのでとにかく人気がありラインアップが多いのも特徴です。
RAW現像や動画編集にも向いていますし、よほど重たいゲームをしないのであればGTX1660で充分です。
ドスパラ GALLERIA XA7C-G60S
ドスパラのゲーミングマシンはどのモデルも比較的コスパが高く、しっかりとゲームを遊べる構成に仕上がっているのが特徴です。第10世代CPUとGTX1660SUPERの組み合わせなのでクリエイト作業も快適ですし、新筐体は冷却性、静音性にも優れているのでおすすめです。
フロンティア GAシリーズ(特価モデル)
フロンティアの台数限定セール品で税別11万円台のモデルです。値付けまちがえちゃった?と思うくらい激安ですが台数限定モデルなので早い者勝ちです。在庫切れでも補充が入る可能性があるので定期的にチェックしましょう!
画質にもこだわりたいという人【RTX3060】
ほとんどのゲームを高設定で遊べて、現実的な価格で買えるのがRTX2070シリーズです。(SUPER含む)ゲーミングモニターや高解像モニターを使ったプレイが希望なら、このあたりのグラボがスタートという感じになります。せっかく環境を整えたのにグラボが追い付かなくて妥協しないといけないなんて嫌ですもんね。
画質や性能に少しでもこだわりがあるならRTX3060以上を選んでおくことをおすすめします。
DAIV Z7
数千万画素のフルサイズRAWデータを扱うなら、このクラスのパソコンが欲しいところ。RAW現像や、ゲーム、ライトな4K動画編集などは快適にこなせます。クリエイティブ作業ではCPUに高い処理能力が求められますが、パソコンの性能を求めすぎても答えが出ません。これ以上を求めていくと価格も無限に上がってしまいますので落としどころとしては良いラインだと思います。
ドスパラ GALLERIA XA7R-R26
ドスパラのゲーミングモデルは高い性能を誇っており、ゲームだけでなくクリエイト用途への転用が可能。グラフィックは旧世代のRTX2060ですが高解像データとも戦えるパフォーマンスは備えています。現実的に十分な処理能力をもっているので、あえて旧世代パーツを狙って昨今の高騰化を回避するというのも手でしょう。
フロンティア GAシリーズ(台数限定モデル)
Core i7-10700F×RTX3060搭載で税込15万円台というのは、なかなか安いです。高画素データ処理や最新ゲームもプレイ可能ですし、しっかりとした性能のパソコンが欲しいならこのラインといった感じ。台数限定なので欲しい人は急ぎましょう!
ハイスペックしか我慢できないという人【RTX3070以上】
VRや劇重のゲームを遊びたいならRTX2080Ti一択です。FPSなどシビアな操作が求められるゲームで少しでも有利に戦いたい人におすすめです。
フロンティア GAシリーズ(セール対象モデル)
CPU | Ryzen 7 5800X |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX 3070 |
ストレージ | 1TB NVMe SSD + 2TB HDD |
新登場のRyzen 5000番台を採用したモデルが早くも登場!大容量SSDや、日本製コンデンサを採用した 80PLUS GOLD 850W電源など安心感も強い。この構成で税別18万円はお得感があります。
ドスパラ GALLERIA XA7C-R37
CPU | Core i7-10700 |
メモリ | 16GB |
グラボ | GeForce RTX 3070 |
ストレージ | 512GB SSD |
従来モデルのCore i9に匹敵するほど性能の高いCore i7-10700とRTX3070を組み合わせたモデルです。新筐体採用でエアフローや静音性もなかなか、ゲームやクリエイティブ作業に安心して使えるモデルで個人的にイチオシです。
G-Tune EP-Z
CPU | Core i7-10700K |
メモリ | 32GB |
グラボ | GeForce RTX 3080 |
ストレージ | 1TB NVMe SSD + 2TB HDD |
G-Tuneで人気のG-Tuneに第10世代のCore i7-10700KとGeForce RTX3080が搭載されたパソコンが登場!グラフィックの性能を最大限に発揮して動画配信や編集作業をがっつりやる人におすすめです。
まとめ
・ゲームするなら独立GPU搭載モデルを選ぼう
・重視するのはグラボ!レベルや用途にあわせて賢い選択を!
当ブログは予算や目的、パーツなどからパソコンが選べるようになっております。ぜひトップページからお気に入りの1台を見つけてください。
おすすめ記事





